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2012年度から14.9%低減――ドコモがキャリア間の音声接続料を改定
NTTドコモが、2013年度適用の携帯電話接続料の改定を発表した。総務省が定めたガイドラインに基づいて算定されており、2012年度適用の接続料から14.9%低減したという。
NTTドコモは2月21日、他通信事業者がドコモの携帯電話網に接続する際の接続料(アクセスチャージ)を改定し、総務省に届け出を行った。新料金は1秒あたり0.057円で、2012年度適用の接続料(0.067円/秒)から4.9%値下げした。
料金は2013年8月30日に改正された「第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン」に基いて算定されており、2013年4月1日にさかのぼって適用する。
ドコモは今後も接続料の低廉化をしていく方針で、パケット接続料についても別途届け出を行う予定だという。
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