調査リポート
日経BPが「道の駅」でiPhoneのLTE接続調査を実施――接続率&通信速度首位はau
日経BPイノベーションICT研究所が、全国1004カ所の「道の駅」を対象としたiPhoneのLTE接続調査を実施。LTE接続率と通信速度の1位はauだった。
日経BPイノベーションICT研究所は、全国1004カ所の「道の駅」を対象としたLTE接続調査を実施。その結果を3月6日に発表した。使用端末はNTTドコモ/au/ソフトバンクモバイルのiPhone 5sで、調査期間は2月7日から2月27日。
1004カ所のうちLTE接続率が高かったのはauの921カ所で91.7%。NTTドコモは745カ所で74.2%、ソフトバンクモバイルは527カ所で52.5%だった。LTE(4G)/3Gを合わせた接続率はNTTドコモとauがほぼ100%に対し、ソフトバンクは97.7%だった。都道府県内のすべての道の駅でLTEがつながるかを確認したところ、東京都/福井県/山口県/沖縄県では、3キャリアともにすべての道の駅でLTE接続率100%だった。最もLTE接続率が低かったのは和歌山県だった。
LTEデータ通信のダウンロード速度が最も速かったのはauで26.41Mbps。NTTドコモは19.88Mbps、ソフトバンクモバイルは14.01Mbpsだった。アップロード速度でもauが7.20Mbpでとトップ。次いでソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsだった。
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