ソネット、訪日外国人向けにプリペイドSIMをPeach機内で販売
ソネットが、7月15日から関西国際空港到着便のPeach機内で「Prepaid LTE SIM」を販売する。訪日外国人でプリペイドSIMを利用したいというニーズに応える形でサービスを提供する。
ソネットがPeach Avationと協業し、訪日外国人向けに関西国際空港到着便のPeach機内にて、LTE対応のプリペイドSIM「Prepaid LTE SIM」の販売を7月15日に開始する。
日本を訪れる外国人の数が2013年に初めて1000万人を突破し(日本政府観光局調べ)、訪日外国人の3分の1が日本でプリペイドSIMを使うことを希望している(総務省調べ)ことから、こうしたニーズに応えるべく、今回のサービス提供に至ったという。
購入できるSIMカードは、30日間で100Mバイトまで利用できる「プラン 100M」(月額2778円、税別)と、60日間で500Mバイトまで利用できる「プラン 500M」(月額5000円、税別)の2種類。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。30日間で200Mバイトか500Mバイト、60日間で1Gバイトの追加チャージも可能だ。通話サービスには対応していない。
日本語と英語の電話サポートを受け付けている(平日10時〜17時)ほか、マニュアルは日本語、英語、中国語(簡体字と繁体字)、韓国語、タイ語に対応している。
機内でできるのは購入手続きのみ。購入時に渡されたレシートを、関西空港第2ターミナル出発到着ロビー内の売店「アプローズ 第2ターミナルビル店」で提示して、SIMパッケージを入手する。
Peach客室乗務員とモモが並ぶ下記の写真は、関西国際空港で特別に撮影したもの。「Peachとモモ」の組み合わせが絶妙だが、特にモモがきっかけで今回のサービス提供に至ったわけではないようだ。
4月22日からは関西国際空港の自動販売機でもPrepaid LTE SIMを販売しており、ソネットとしては、今後も訪日外国人向けの通信サービスの提供に力を入れていく。
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