KDDI、歩行中の動作だけを感知して警告する「歩きスマホ注意アプリ」提供開始
KDDIは、歩行検知技術を応用した「歩きスマホ注意アプリ」を提供開始。人の歩行中の動作だけを感知し、止まるまで警告画面を表示し続ける。
KDDIと沖縄セルラーは、auのAndroid搭載スマートフォン向け「歩きスマホ注意アプリ」を7月17日から提供開始した。
本アプリはインストール後にスマートフォンの画面を見ながら歩行すると、立ち止まるまで警告画面を表示し続けるというもの。歩行検知技術を応用し、人の歩行中の動作だけを感知するため車や電車などの移動で端末が揺れても反応しない。警告画面は半透明となっており、画面操作は可能のため各種データの保存はそのまま行える。
対応OSはAndroid 4.0以降。別途申し込みや月額利用料金は不要だ。
リリース本文
以下、リリースの本文です。
1. 「歩きスマホ注意アプリ」の特長
- スマートフォンの画面を見ながら歩くと、歩行中であることを検知し、立ち止まるまで警告画面を表示し続けます。
- 人の歩行中の動作だけを感知し、車や電車での移動中や端末自体の揺れだけでは警告画面は表示されません。
- 歩行中は警告画面が表示し続けられますが、警告画面は半透明で、画面操作もできるため作成中のメールやゲームデータの保存が可能です。
警告画面表示例
2. ご利用方法
お手持ちのauスマートフォンで、以下のサイトからアプリをダウンロードしていただけます
(1) アプリダウンロード
(2) 携帯電話のマナー(auホームページトップ→スマートフォン・携帯電話→携帯電話のマナー)
(3) 「歩きスマホ注意アプリ」サービスページ(auホームページトップ→スマートフォン・携帯電話→サービス・機能→スマートフォン→安心・安全→歩きスマホ注意アプリ)
※いずれもauスマートフォンからのみダウンロード可能です。
3. 設定方法
「歩きスマホ注意アプリ」を起動→設定画面から通知設定をONにします。
4. 提供料金
無料
※アプリのダウンロードには別途パケット通信料が発生します。
5. 対応機種
Android搭載auスマートフォン
(※Android 4.0以上)
6. 提供開始日
2014年7月17日
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