携帯電話各社が提供している「補償サービス」。故障や盗難、紛失などのトラブル時に代替機を届けてくれたり、安価で修理してくれたりするが、月に数百円、年間に数千円かかり、端末が故障しない限り無意味だと思うと、加入にためらう人がいるのもわかる。果たして、加入しておくべきか否か…。今回は補償サービスに「加入していてよかったこと」「加入しておけばよかったこと」について、20〜30代の男女224名にアンケート調査を行った。(協力:ファストアスク)
まず、スマホが故障して困った経験の有無を尋ねると、4割超が「ある」と回答。故障の程度は明らかではないが、スマホが壊れるのは決して珍しいことではない。続いて、スマホの補償サービス(故障・水没・盗難・データ復旧など各種)に加入しているか聞くと、「加入している」(56.3%)、「加入していない」(36.2%)、「わからない」(7.6%)との結果に。
加入しているという人に、補償サービスに「加入していてよかった」と感じたエピソードを挙げてもらうと…。
- 「落下してディスプレイが割れて使用できなくなったが、補償サービスに加入していたので自己負担が少なく交換できた」(37歳・男性)
- 「バッテリー関係トラブルが発生したが、補償範囲内で修理してもらえた」(27歳・男性)
- 「液晶が割れてしまった時、補償のおかげで翌日に新機種がもらえた」(30歳・男性)
- 「突然無反応になったが、サービス加入のおかげで無料で修理できた」(29歳・男性)
- 「実際に利用することはなかったが安心できる」(34歳・女性)
など、加入していたことで金銭的に救われ、安心にもつながったというケースは少なくない。続いて、36.2%の補償サービス非加入者に、「加入しておけばよかった」と後悔したエピソードを聞いた。
「スマホのデータが飛んだ時は加入しておけばよかったと後悔」(27歳・男性)、「端末をアスファルトに落としてバッテリーのカバーを破損。動作に影響はなかったので使い続けたが、正直格好悪かった」(37歳・男性)などが挙がった。
事が起きてから後悔してもあとの祭り。万一の時、高額な修理代金や新機種購入代金を負担したくない人は、加入を検討するのが無難だろう。
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