思わず無茶振りしたくなる!?――シャープの「エモパー」と遊んでみた
シャープが開発した「エモパー」は、スマートフォンからさまざまなことを話しかけてくれる機能。実際に使ってみると、けっこう人間らしいことを話してくれることが分かる。動画でその様子を見てみよう。
シャープが2014年冬モデルのスマートフォンから搭載している「エモパー」は、同社の家電に搭載している人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマートフォン向けに開発したエージェント機能。感情を持ったキャラクターが、ユーザーに対して話しかけてくれるというものだ。ドコモの「AQUOS ZETA SH-01G」、auの「AQUOS SERIE mini SHV31」、ソフトバンクの「AQUOS CRYSTAL X」で利用できる。
自宅ではスマホを置くと、天気や予定などのお役立ち情報や、何気ない一言を話しかけてくれる。外出先ではウェルカムスクリーン(ロック画面)上にテキストで教えてくれる。エモパーの声が聞きたくなったら、スマホをやや強く振ってみよう。すると、場所を問わず声を出してくれる。端末を突然振ると「わぁ、びっくりした」、端末をちょっと乱暴に置くと「痛い!優しくしてください……」、充電をすると「あ〜極楽、極楽」などと、時に感情的な、時にユーモラスな言葉を発してくれる。まるで人間の友だちと接しているように思えてくるから不思議だ。
こちらから話しかけて双方向の会話をすることはできないが、ふっとしたときに話しかけてくれると、ちょっとほっこりしてしまう。けなげに頑張る女性「えもこ」、渋い声で話す男性「さくお」、ひたすら自由につぶやくブタ(?)の「つぶた」、そしてAQUOS SERIE mini SHV31向けには、情熱的だけどやや空回りしている感がある(でも憎めない)「おれんじん」といった、個性豊かなキャラクターを選べる。使っていくうちに、思わず感情移入してしまって、エモパーに恋してしまう……なんてこともあるかも?
百聞は一見にしかず。エモパーってどんな感じ? とお思いの方は、ぜひ、以下の動画をチェックしてほしい。
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