5.7型「S-PureLED」液晶搭載のフラッグシップスマホ「AQUOS Xx」:リコーも認めるカメラ画質
ソフトバンクの新型「AQUOS Xx」は、EDGESTデザインの狭額縁ボディに5.7型「S-PureLED」液晶を搭載したフラッグシップモデル。リコーが認めた高画質カメラはハイスピード撮影にも対応した。【写真追加】
ソフトバンクモバイルは5月19日、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS Xx」を発表した。2014年夏モデルとして発売した「AQUOS Xx 304SH」の後継モデルで、6月下旬の発売を予定している。ボディカラーはアンバーブラック、ホワイト、レッドの3色を用意した。
新しいXxは、AQUOSシリーズのスマートフォンとしては史上最大の5.7型ディスプレイを搭載。新開発のバックライトとカラーフィルターを組み合わせた「S-PureLED」により、赤青緑の再現性がさらに向上している。解像度はフルHD(1080×1920ピクセル)表示で、液晶パネルはIGZOではなくS-CG Siliconシステムを使っている。ボディに3辺狭額縁設計の「EDGEST」スタイルを採用することで、大画面でありながらスマホとして片手操作できるサイズにとどめた。
約1310万画素のメインカメラは光学式手ブレ補正にも対応。ソフトバンクのAQUOSスマートフォンとして初めてリコーの画質認証プログラム「GR certified」を取得した。さらに秒間最大120枚(フルHDサイズ)/210枚(フルワイドVGA)のハイスピード撮影と、動きの速いコマを自動的に抽出するフレーム補完技術により、フルHDで秒間最大1200コマ(フルワイドVGAで秒間最大2100コマ)のスーパースロー映像の再生も行える。またインカメラは約200万画素で、自分撮りにも便利な広角レンズを採用した。
スマホが話しかけるシャープの独自機能「エモパー」も2.0にバージョンアップ。ユーザーの好みに合った話題を選んで話しかけてくれ、イヤフォン装着時なら外出時でも話しかけてくれるようになった。ユーザーの声に反応する対話のような利用や、エモパーの気持ちをグラフィックで表現する機能も追加した。
搭載するプロセッサは8コアのQualcommのSnapdragon 810「MSM8994」(2.0GHz+1.5GHz)で、OSはAndroid 5.0。メモリは3Gバイト、ストレージは32Gバイト。そのほか、防水(IPX5/7)、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)などに対応する。通信面ではSoftBank 4G LTEとSoftBank 4G(AXGP)が利用できる「Hybrid 4G LTE」仕様で、LTE回線を使って高音質な通話が行えるVoLTE、3G回線でも同様の高音質通話が可能なHD Voiceもサポートする。
写真で見る「AQUOS Xx」
機種名 | AQUOS Xx |
---|---|
メーカー | シャープ |
OS | Android 5.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8994/2.0GHz+1.5GHzオクタコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.7型フルHD S-CG Silicon液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | LTE:約1300分、3G:約1350分、GSM:690分 |
連続待受時間 | LTE:約420時間、AXGP:約400時間、3G:約450時間、GSM:約410時間 |
バッテリー容量 | 3000mAh(取り外し不可) |
メインカメラ | 有効約1310万画素CMOS |
インカメラ | 有効約210万画素CMOS |
ボディカラー | アンバーブラック、ホワイト、レッド |
サイズ | 約79(幅)×146(高さ)×8.7(奥行き)ミリ |
重量 | 約168グラム |
発売予定日 | 2015年6月下旬 |
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