世界初の耐海水スマホ「TORQUE G02」を沖縄の海で使い倒してきた!:水中カメラの実力チェック(3/3 ページ)
海から上がった後や、汚れた後は、水道水でジャブジャブ洗えるスマホです。
珊瑚礁の海で水中カメラモードの実力をチェック!
翌日はダイビングボートにTORQUE G02を積み込んで、実際に海で水中写真の撮影にも挑戦した。ダイビングと言っても、TORQUE G02が海中で使用可能なのは水深1.5メートルまで。数メートル以上潜るダイビングでは使用できないので、浅瀬でのシュノーケリングで珊瑚や魚を撮影した。
水中撮影時にあると便利なのが、「au +1 Collection」で発売されている純正の「フローティングストラップ」(税込3024円)。手に通す部分が「浮き」になっているため、万が一端末が手から離れてしまっても海に沈んでしまうということがない
別売の純正アクセサリーにはもう1つ、カラビナのついた「Hard Holder」(3024円)があり、こちらはリュックサックやライフジャケットなどにTORQUE G02を取り付けるのに便利。本体と同時にデザインされたというだけあり、見た目にもクール。もちろんがっちりホールドされて、安定感も抜群に良い
以下は、実際に「TORQUE G02」で撮影した水中写真だ。
水の中では青みがかった絵になりがちだが、TORQUE G02の水中カメラでは、自動的に色補正が行われるため、実際に目で見た色に近い、自然な色味の写真が撮れる。また水中では魚眼レンズのように画面の端がゆがむことがあるが、それも歪み補正をオンにすることで解消できる。
水中での動画撮影も可能だ。ただし電子式の手ブレ補正(モルフォのMovieSolid技術を採用)が「水中カメラ」ではいまひとつ効きが悪いのか、やや手ブレが大きい映像になってしまった。
水中カメラで唯一の不満点は、画面の輝度。水深1.5メートルまでの浅瀬では太陽光がまともに反射するため、明るさを最大にしてもディスプレイがやや見づらく感じた。
またTORQUE G02のタッチディスプレイは濡れた指でも、グローブをはめた状態でも操作ができるが、濡れたグローブでは操作することができない。対応する水深だけでなく、こうした点も“ダイビング向き”とはいえないのだが、海水がついた手でも安心して触れられるという意味では、間違いなく唯一無二の存在。ダイバーやサーファーはもちろん、漁師さんから各種マリンスポーツのインストラクターまで、海に軸足を置くあらゆる人におすすめのスマホと言えるだろう。
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