中国Smartisan、2015年秋に日本進出 若者向けスマホ「JianGuo」を皮切りに:ハイエンド機も2015年内に発売予定
デザイン性の高いスマートフォンが評価されている中国メーカー「Smartisan(錘子科技)」が2015年秋に日本市場に参入する。第1弾として、若者向けのミドルスペックスマホを発売し、年内にはハイエンドスマホの投入を予定している。
中国Smartisan(錘子科技)は8月25日、2015年秋に日本のスマートフォン市場に参入することを発表した。
日本進出第1弾として、同日に発表・発売された若者向けスマホ「JianGuo(ジェングオ)」を2015年秋に発売する計画。2015年内には、ハイエンドスマホ「T2」の発売も予定している。
Smartisanは2012年に現CEO(最高経営責任者)の羅永浩氏が創業したスマートフォンメーカーで、2013年にAndroidベースの独自OS「Smartisan OS」を開発し、2014年にフラッグシップスマホ「T1」を発表した経歴を持つ。T1は、そのデザインの秀逸さが複数のデザイン賞で評価されている。
日本市場進出にあたり、Smartisanは9月をめどに日本法人を設立する。現在、日本の大手キャリアやMVNO(仮想移動体通信事業者)とJianGuoの販売に関する交渉を進めているところだという。
2014年に発表されたスマホ「T1」は、米国の「SPARK Awards 2014」、ドイツの「iF GOLD AWARD 2015」、日本の「GOOD DESIGN AWARD 2014」などを受賞している
日本参入第1弾となるJianGuoは、「シンプルかつ上品」をコンセプトに、T1のデザインを手がけたチームがデザインを担当している。プロセッサはQualcomm Snapdragon 615(1.5GHz・4コア+1.0GHz4コア)、メインメモリは2Gバイトと、必要十分な処理能力を確保している。ストレージは16Gバイトと32Gバイトの2種類を用意している。ディスプレイはシャープまたは台湾AUO製の5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)液晶で、メインカメラは有効1278万画素、インカメラは有効491万画素のセンサーをそれぞれ搭載している。ストレージは16Gバイトと32Gバイトの2種類が用意されている。OSは、Androidベースの「Smartisan OS 1.5」を初期導入しているが、後日「Smartisan OS 2.0」へのバージョンアップが行われる予定だ。
機種名 | JianGuo(中国名:堅果手機) |
---|---|
OS | Smartisan OS 1.5(Androidベース) (後日、Smartisan OS 2.0にバージョンアップ予定) |
ディスプレイ(解像度) | 5.5型フルHD液晶(1080×1920ピクセル) |
CPU | Snapdragon 615(1.5GHz・4コア+1.0GHz4コア) |
メインメモリ | 2Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト/32Gバイト |
外部メモリ | 非対応 |
メインカメラ | 有効1278万画素 |
インカメラ | 有効491万画素 |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 76.9×152.9×9.0ミリ |
重量 | 約155グラム |
対応通信規格 | FDD-LTE(Band 1/3/7) TDD-LTE(Band 38/39/40/41【Band 41は中国のみ】) W-CDMA(Band 1/2/5/8) TD-SCDMA(Band 34/39) GSM(Band 2/3/5/8) |
SIMカードスロット | Micro SIM×2(うち1つは、GSM専用) |
カラー | Red、Orange、Yellow、Green、Light Blue、Blue、Purple |
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