iOSアプリの過去5年間でのダウンロードランキング、1位、2位、4位がFacebookのアプリに:調査リポート
アプリ調査会社のApp Annieが、米Appleの世界のApp Storeにおける過去5年間のアプリおよびゲームのダウンロードおよび売上高ランキングを発表した。アプリではFacebookのアプリが上位10位以内に4本ランクインした。
米アプリ調査会社App Annieは9月2日(現地時間)、2010年7月から2015年7月までの累計での世界のApp StoreにおけるiOSアプリダウンロードランキングを発表した。ランキングはゲームとそれ以外に分かれている。
ゲーム以外のダウンロードランキングでは、1位がFacebook、2位がFacebookメッセンジャー、4位にInstagramと、米Facebookのアプリが並んだ。3位には米GoogleのYouTubeが入った。6位のWhatsApp MessengerもFacebookのアプリだ。
ゲーム以外のアプリの売上高でのランキングでは、1位が音楽ストリーミングアプリのPandora、2位はLINE、3位は出合い系アプリのZooskだった。4位に入ったAppleのPages以外はアプリは無料でアプリ内の購入などで収益を上げるモデルのものになっている。
日本の月間アクティブユーザー数(MAU)によるトップ6は、LINE、Googleマップ、YouTube、Facebook、Twitter、Facebookメッセンジャーだった。
ゲームでは、1位がCandy Crush Saga、2位がFruit Ninja、3位はAngry Birdsだった。日本で人気のパズル&ドラゴンズ(パズドラ)やモンスターストライク(モンスト)は10位以内に入っていない。
MAUによる国別ランキングでは、日本だけ1位がパズドラ、2位がモンストになっているが、この2本は他の国では50位以内にも入っていないという。日本の3位はClash of Clans、4位がCandy Crush Sagaだ。
App Annieのリポートはこちらのリンクから無料でダウンロードできる(メールアドレスなどの登録が必要)。
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