ソフトバンクは12月17日、プリペイドプランの「シンプルスタイル」向けに「iPhone 5」の販売を開始した。端末は16Gバイトモデルの整備済製品で、新規契約・乗り換えを問わず価格は2万9800円(税別、以下同)。1万円分のチャージ料金が含まれる。
シンプルスタイルは、月額の基本使用料がかからない料金前払い(プリペイド)式の契約プラン。通話料は全国一律8.58円/6秒、データ料金は2日プラン(900円)、7日プラン(2700円)、30日プラン(4980円)から使い方に合わせて選択できる。なお契約時には、事務手数料として3000円が発生する。
iPhone 5は、2012年9月発売の4G LTE対応スマートフォン。4型(640×1136ピクセル)液晶ディスプレイと、有効800万画素のメインカメラと同120万画素のインカメラを搭載している。外部接続端子はLightningコネクタだ。ボディーカラーはブラック&スレートとホワイト&シルバーがあり、シンプルスタイルでも双方を選択できる。
整備済製品とは?
ソフトバンクはこれまでにも月額プラン(ポストペイド:後払い)向けに「iPhone 4s」やiPhone 5の整備済製品を販売しているが、プリペイドプラン向けにiPhoneを販売するのは今回が初めて。旧機種とはいえ人気のiPhoneシリーズを投入することで、利用できる端末の選択肢が増えた。
整備済製品とは、一度開封した未使用の初期不良品を修理・調整して再出荷した製品のことで、「リファービッシュ品」「メーカー再生品」とも呼ばれる。新品ではないが、Appleの厳しい品質水準を満たすために厳格なプロセスで再整備を受けており、バッテリーと外装は新しいものに交換。1年間の特別保証が付いているほか、購入から30日以内の加入で「AppleCare Protection Plan」も利用できる。なお「あんしん保証パック(i)プラス」は利用できない。
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