Facebookメッセンジャーアプリに「Photo Magic」やホリデー向け機能追加
Facebook Messengerアプリに、端末で撮影した友達が写っている写真をその友達に送るよう勧める「Photo Magic」機能が追加された。iOSアプリでは、相手によってスレッドの色を変えたり、相手の名前の表示をニックネームに変えることもできるようになった。
米Facebookは12月17日(現地時間)、iOSおよびAndroid版メッセージングアプリ「Facebook Messenger」に幾つかの新機能を追加したと発表した。
まず、11月からオーストラリアでテストしていた「Photo Magic」機能の提供範囲をグローバルに拡大した。日本でも使える。
Photo Magicは、ユーザーがメッセンジャーアプリをインストールしてある端末のカメラで写真を撮影して端末内のカメラロールに保存すると、その写真を顔面認識機能でスキャンし、写真にFacebookの友達が写っていると、写真をメッセンジャーでその友達に送るようプッシュ通知するというものだ。例えば下の画像のように3人の友達が写っていると、この3人を特定してそれぞれに写真を送信するかどうか尋ねてくる。
これにより、メッセンジャーでの写真のやりとりがより簡単になるとしている。Facebookによると、毎月95億枚以上の写真がメッセンジャーで送信されているという。
また、iOSアプリには、以下の機能が追加された。これらの設定は、スレッドの上部の名前やグループ名をタップして表示される画面で行う。
- スレッドごとにカラーを設定する
- 友達の名前の表示をニックネームに変える(例:氏名を「お母さん」などに)
- 「いいね!」アイコンを別の絵文字に変える
さらに、iOSアプリではホリデーシーズンに関連するステッカーを投稿すると、メッセージング画面上に雪が降るようになった。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
同日封切りの「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の新しいステッカーパック(無料)も追加された。
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