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Microsoft、画面にタッチしないUI「Pre-Touch Sensing」を発表

Microsoftの研究部門が、画面にタッチせずにモバイル端末を操作する技術「Pre-Touch Sensing」の紹介動画を公開した。端末を握ったり指を近づける動作を感知するセンサーを利用する。まだ実用段階ではないが、iPhoneの3D Touchのようなメニュー表示のコンセプトも紹介している。

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 米Microsoftの研究部門、Microsoft Researchは4月28日(現地時間)、モバイル端末向けの次世代ユーザーインタフェース(UI)「Pre-Touch Sensing」のコンセプト動画を公開した。

 端末のディスプレイに指を近づけたり、端末を握ったりする動作を端末のセンサーが感知することを応用する。

 pretouch 1
端末に指を近づけると感応する

 この技術で、例えば片手で持っている状態で指をディスプレイに近づけると、片手で操作するための操作パネルが表示されたり、1本の指でファイルを選択した状態で2本目の指をディスプレイに近づけるとそのファイルをカット/コピー/共有/印刷するためのメニューが表示されたりするUI例が紹介されている。

 pretouch 2
端末を持っている側に操作パネルが表示される
 pretouch 3
ファイルを選択したまま2本目の指を近づけるとメニューが表示される

 紹介動画で使っているのはWindows 10 Mobile端末だが、この技術はすぐに実用化されるものではなく、あくまでもコンセプトの紹介だ。


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