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ドコモが「iコンシェル」を拡充――音声操作や簡易防犯などが可能に
ドコモが7月から「iコンシェル」の機能を拡充する。音声操作、タブレットの向けアプリ、防犯機能などを提供。提供情報も増やしていく。
NTTドコモが、7月から「iコンシェル」の機能を拡充する。
iコンシェルは、ユーザーが今いる場所や時間に合わせて、天気や交通などの生活に役立つ情報を配信するサービス。月額100円(税別)の料金はそのままで、機能を拡充する。
音声認識を活用し、「会話モード」と呼びかけると、情報検索や機能の呼出し、対話などが可能になる。
Android 5.0以降のタブレット用に「iコンシェル ホーム」アプリを提供する。家族での利用を想定したもので、天気・気象情報、鉄道運行情報、道路交通情報、スケジュール、買い物メモ、占い、チラシ情報、地域行政情報などを常時表示する。iPad向けアプリの提供は検討中とのこと。
ユーザーが住んでいるエリアのスーパーのチラシ情報や、健康、福祉、助成金、子育てなど55項目の地域行政情報も閲覧できる。
簡易防犯機能として、留守中の部屋のみまもりや、外出時に子供の帰宅確認などもできる「るすばん機能」も提供する。留守中に侵入者の動きを検知すると、自宅に設置したタブレットやスマートフォンのインカメラが撮影した画像をクラウドに保存し、外出時に通知を受け取れる。クラウドへの保存には「フォトコレクション」の契約が必要になる。
家族など複数のメンバーで利用してスケジュールやメモなどをリアルタイムに共有することも可能になる。
対応機種はAndroid 4.4以降またはiOS 8.3以降のスマートフォンとタブレット。
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