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Google、Androidの各種センサー利用の自由研究用アプリ「サイエンス ジャーナル」
Googleが、子ども向け研究アプリ「サイエンス ジャーナル」をリリースした。Androidの各種センサーで記録したデータをリアルタイムでグラフ化する。オプションのキットで研究の幅を広げられる。
米Googleは5月20日(現地時間)、“スマートフォンで科学を楽しむツール”というAndroidアプリ「サイエンス ジャーナル」をGoogle Playで公開した。Android 4.4 KitKat以降を搭載の端末で利用できる。
Googleの説明によると、このアプリは「子ども(おとなも!)が身の周りの世界を測定し、調査することを支援するデジタル科学ノート」という。Android端末に搭載されている環境光センサー、マイク、加速度計からのデータを記録し、リアルタイムでグラフにしたりメモを追加したりできる。
例えば加速度計で自分の1日の動きを記録して友達の動きと比較したり、記録しながらジェットコースターに乗ってみてどのような動きであるかを研究したりできる。
日本ではまだ発売されていないが、米国ではパートナー企業による研究キットを購入することで、外部センサーやツールを接続して研究の幅を広げられる。例えば米PocketLabの118ドルのキットでは、おもちゃの車を作ってその車の動きを記録したり、地震計を作ったりすることができる。
こちらの専用Webサイトにチュートリアルなどがまとまっている。
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