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Apple、iOS 10のiMessage向けステッカーパック4種をApp Storeで公開
Appleが、「iOS 10」のメッセージングアプリ「iMessage」で使えるステッカーパックをApp Storeで公開した。アニメステッカーの「Smileys」「Hearts」「Hands」とモノクロの「Classic Mac」の4種類。使うには「iOS 10 beta」が必要だ。
米Appleは7月1日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 10」のメッセージングアプリ「iMessage」向けのステッカーパック4種類をApp Storeで公開した。
Appleが公開しているiOS 10 betaで利用できる。
「Smileys」「Hearts」「Hands」はアニメGIFで、「Classic Mac」はスーザン・ケア氏がデザインしたMacintosh向けアイコン集だ。
WWDC 2016で紹介されたように、iOS 10ではiMessageと連動するExtensionを介してステッカーや手書きテキストなどを投稿できるようになる。
ユーザーは、iMessageで単体のままや、フキダシの上に重ねてステッカーを投稿できる。LINEやFacebook Messengerなどと同様に、サードパーティー製の有料のステッカーパックをApp Storeで購入することも可能だ。
開発者は、Xcodeでステッカーパックを製作し、App Store for iMessgeで公開できるようになる(アニメステッカー製作についてはこちらにガイドがある)。
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