ニュース
「Pokemon GO」利用は1年間データ通信無料──T-Mobileが太っ腹なプレゼント
「Pokemon GO」の爆発的な人気を受け、米通信キャリアのT-Mobileが利用者プレゼントとして、向こう1年間の同ゲーム利用についてはデータ通信料を無料にする。ポケストップが目的地ならLyftの料金を無料にしたり、Wendy'sのフロスティを無料にするサービスも(これらは1日限定)。
米T-Mobileは7月14日(現地時間)、毎週提供しているユーザー感謝サービス「T-Mobile Tuesday」の次の回で、「Pokemon GO」関連の特典を提供すると発表した。
特典は以下の通り。データ通信料無料以外は1日限りのサービスだ。
- 向こう1年間(2017年8月まで)、Pokemon GOアプリのデータ通信料は無料
- ポケストップあるいはジムが目的地の場合、米Lyftの料金は無料(15ドル分まで)
- Pokemon GOでのハンティング中であればWendy'sのフロスティが無料
- T-Mobileショップでのバッテリーパックなどを50%オフ
さらに、抽選で250人に100ドル分のポケコインを、5人に米国内のハンティング旅行をプレゼントする。
Pokemon GOは、スマートフォンの位置情報を活用し、現実世界でポケモンを捕まえるなどして遊べる無料ゲーム。ポケモンと任天堂、Nianticが共同開発した。7月6日に米国で公開されて以来、熱狂的な人気を博している。
ジョン・レジャーCEOは「今最も熱いPokemon GOは、他社のデータプランではユーザーの予算を簡単に焼きつくすだろう。T-Mobileなら1年間心配なく遊べる」と語った。
T-Mobile Tuesdayは、同社が6月6日に発表した利用者向けサービス。専用アプリをインストールしておくと、毎週火曜日に何らかの特典を得られるというものだ。
関連記事
- 「Pokemon GO」のトラブル、どう回避する?
スマホの位置情報ゲームで起こりうるトラブルを予測してみる。 - 野生の偽“Pokemon GO”があらわれた! 非正規のapkファイルにマルウェアが混入
マカフィー公式ブログによると、位置情報ゲーム「Pokemon GO」の非正規apkファイルから、マルウェアが発見された。二次配布サイトでのapkファイルの入手は控え、公式マーケットでアプリが入手可能になるのを待つようにとしている。 - 「Pokemon GO」に不安の声? Ingressベテランエージェントが抱く危機感
Ingressのトラブルはなぜ起きてしまう? それでもハマってしまう魅力とは? エージェントが本音で語る座談会の最終回。 - 「Sprintのネットワークは全米1位になる」――米国事業の手応えを語る孫社長
1年前は孫社長が「売りたい」と思ったほど頭を悩ませていた米Sprintの通信事業だが、現在は「ソフトバンクグループの稼ぎ頭になる」と言うほどに反転。孫氏は4つの要因があると語る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.