レビュー
キレイにサクサク気持ち良く撮れる――「HUAWEI P9」のカメラを試す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/5 ページ)
Huaweiの「HUAWEI P9」は、ライカと共同開発した1200万画素のデュアルカメラが大きな特徴。いろいろ試してみよう。
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近距離の被写体を撮影
次は近距離作例。まずは油壺海岸(神奈川県三浦市)にいたアカテガニを。
影になった暗い場所で感度が上がった割には、ちゃんと撮れていて立派だ。
次に、色鮮やかな海鮮丼を。
こちらも感度が上がっているが、あまり画質は落ちていない。やはり立派だ。
続いて夜景。オートでさくっと撮ってみた。
さらに9種類(うちひとつはオリジナルなので実質8種類)のデジタルフィルターも持っている。
今回はハイコントラストなモノクロ写真を撮れる「インパクト」フィルターで、すだれを撮ってみた。こういう何気ないシーンにフィルターを使うと、味のある写真になる。
細かくセッティングして撮りたいときは、「プロモード」でマニュアル露出を使うとよい。画面下のタブをスライドすると、「PRO」の文字が出てプロモードになる。画面中の書体がライカ風になっているのがなんとも面白い。
プロモードにすると、ISO感度を調整できる。数字をタップして画面のスライダーをなぞるだけ、ということで操作は非常にシンプルだ。
ISO感度を2500まで上げて、暗めの部屋で愛猫を撮影してみた。
ここまで感度を上げてこのクオリティーを出せるのはスマホのカメラとしては立派だ。
続いて、走ってくる電車を“止めて”撮るために、シャッタースピードを1/1000に上げて撮影してみた。しっかりと“止まっている”ことが分かるはずだ。
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