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ドコモ、画面割れ対策を強化した「arrows NX F-01J」を発表 サウンドや映像にもこだわりあり

「arrows NX」に、約1年ぶりの新モデルが登場する。新ボディー設計の採用など、画面割れを防ぐ対策をより徹底したほか、オンキヨーと共同設計したサウンドまわり、DCI規格に準拠した色域表示に対応したディスプレイなど、見どころは多い。

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 NTTドコモは10月19日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製Androidスマートフォン「arrows NX F-01J」を発表した。発売は12月上旬を予定している。

arrows NX F-01J(正面)
arrows NX F-01J(背面)
「arrows NX F-01J」。カラーはCopper(左)、White(中)、Black(右)の3色

 F-01Jは、米軍の物資調達基準「MIL規格(MIL-STD-810G)」の14項目に準拠した上で、新ボディー設計「SOLID SHIELD(ソリッドシールド)」の採用を始めとするより徹底した画面割れ対策を施している。1.5mの高さから26方向に向けてコンクリート床に落としても画面が割れないことが確認できたという。それでいて、本体の厚さは7.7mmと、先代の「arrows NX F-02H」よりもさらに0.2mm薄くなっている。

 プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 625」(CPU部は2.0GHz 8コア)を搭載し、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージはmicroSDXC(最大256GB)に対応する。バッテリー容量は2850mAh(ユーザーによる交換は不可)となる。外部接続端子はMicro USBで、キャップレス防水に対応している。虹彩認証「Iris Passport(アイリスパスポート)」は、明るい場所や振動の多い場所での認証精度を高める改善を施している。

USB端子回り
外部接続端子はMicro USBを採用
Iris Passport
虹彩認証「Iris Passport」は、仕組み上苦手としている明るい場所や振動の多い場所での認証精度を改善

 ディスプレイは5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)のIPS-NEO液晶を搭載している。この液晶は「DCI(Digital Cinema Initiatives)規格」の色域の98%をカバーしており、より鮮やかな映像を楽しむことができる。サウンド回りはオンキヨーと共同設計しており、低ノイズで高音でも耳に優しい音質を実現している。

 アウトカメラは2300万画素、インカメラは500万画素のCMOSセンサーを採用している。

 モバイル通信ではドコモのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」に対応しており、下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbps(ともに理論値)で通信できる。VoLTEは、より高音質な「HD+」に対応する。無線LAN(Wi-Fi)は、IEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応する。

 その他、NFC決済、おサイフケータイ、フルセグ/ワンセグの受信機能にも対応している。なお、従来は搭載していた赤外線通信機能は非搭載となった。

「arrows NX F-01J」の主な仕様
機種名 arrows NX F-01J
メーカー 富士通コネクテッドテクノロジーズ
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 625(MSM8953)/2GHz 8コア
メインメモリ 3GB
内蔵ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5.5型 フルHD IPS-NEO液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 未定
連続待受時間 未定
バッテリー容量 2850mAh(ユーザーによる交換不可)
アウトカメラ 有効約2300万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー Copper、White、Black
サイズ 約75(幅)×156(高さ)×7.7(奥行き)mm
重量 約170g台

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