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ドコモ、CATV事業者と協業した「ドコモ光 タイプC」を新設 12月に提供予定
光ブロードバンドサービス「ドコモ光」に、CATV事業者のサービス卸を利用した「ドコモ光 タイプC」が追加される。提供開始は12月を予定している。
NTTドコモは10月28日、光ブロードバンドサービス「ドコモ光」の提供メニューに「ドコモ光 タイプC」を新設すると発表した。提供開始は12月を予定している。
現行の「ドコモ光 タイプA/タイプB」ではNTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光」の回線の卸提供を受けてサービスを提供しているが、タイプCはケーブルテレビ(CATV)事業者から光ファイバー回線の卸提供を受けてサービスを行う。
12月のサービス開始段階では、シー・ティー・ワイ(三重県四日市市)、ケーブルネット鈴鹿(三重県鈴鹿市)と協業し、両社のサービスエリアにおいて申し込みを受け付ける。すでに両社のサービスを利用中の場合、工事や機器変更不要で乗り換えられる。NTTドコモの携帯電話と組み合わせる割引サービス「ドコモ光パック」も利用できる。
月額料金は2年定期契約の場合、戸建て向けが5200円(税別)、集合住宅向けが4000円(税別)となる予定だ。
なお、ドコモでは2017年春を目途にドコモ光 タイプA/タイプB利用者に対して提携CATV事業者の放送サービスの提供することも予定している。放送サービスは、NTT東日本・西日本の「VCAST」を利用して提供する。
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