調査リポート
歩きスマホの危機意識は20代が最も低い――MMDの調査
MMD研究所は「2016年歩きスマホに関する実態調査」の結果を発表。歩きスマホについて98.3%が「危ない」と回答した一方、20代の危険意識が最も低い結果に。怪我をした経験は11.5%で、うち70.0%が「人にぶつかった」と答えた。
MMD研究所は、10月31日に「2016年歩きスマホに関する実態調査」の結果を発表した。調査対象はスマートフォンを所有する15歳〜69歳の男女649人で、調査期間は10月25日〜10月26日。
歩きスマホについて、98.3%が「危ないと思う」「やや危ないと思う」と回答した一方、年代別で比較すると20代の「危ないと思う」が57.0%と最も低くなった。歩きスマホをすることがありますかという質問では46.7%が「日常的に操作している」「時々操作している」と答え、年代別で見た際に「日常的に操作している」の回答が最も多かったのは10代の14.0%、次いで20代の11.2%となる。
歩きスマホをしたことがあるユーザーに何をしているかを聞いたところ、最も多いのは「メール」の39.7%で、さらに「通話」の29.2%、「乗換え案内情報を検索している」の28.8%と続く。歩きスマホでぶつかった、またはけがをした経験があると答えたのは11.5%で、そのうち70.0%が「人にぶつかった」、58.3%が「ものにぶつかった」と答えている。
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