DTI で業界最安値「DTI SIM」 10GB 2,100円プランの提供開始:SIM通
DTIは、モバイル高速データ通信サービス「DTI SIM」において、10GB、15GB、20GBの大容量プランを発表した。10GBプランの各SIMはいずれも業界最安値となる。
ドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)は、同社のモバイル高速データ通信サービス「DTI SIM」で業界最安値となる大容量プランを21日より提供すると発表しました。
従来、DTIはDTI SIMのプランとして定額データ使い放題プランの「DTI SIM ネットつかい放題」を提供してきました。しかし、データ容量を気にせずに使えるメリットがある一方で、「月間10GB程度あれば十分」というユーザーも多かったとのこと。
また、この10GBプランの提供に合わせ、DTIは15GBと20GBといった大容量プランの種類を拡充。ユーザーがより自分に最適なプランを選択できるようになりました。各プランの料金は以下のとおりです。
10GB | 15GB | 20GB | |
---|---|---|---|
データ | 2,100円 | 3,600円 | 4,850円 |
データSMS | 2,250円 | 3,750円 | 5,100円 |
音声 | 2,800円 | 4,300円 | 5,550円 |
10GBプランの「データ」「データSMS」「音声」の各SIMはいずれも業界最安値。15GBと20GBの各プランもかなりリーズナブルな価格で利用することができるのは、MVNOの面目躍如といったところでしょうか。
従来からDTIが提供している「つかい放題」は、今回の10GBプランと比較すると100円しか違いがなく「本当にお得なの?」と考える人もいるかもしれません。しかし、大容量プランなら通信速度を最大の通信速度である225Mbpsに近づけられるように努力してくれますが、「つかい放題」では、速度調整が行われます。
どちらを選ぶのがよりお得かは、人によって異なります。現在「つかい放題」で10GB以下の通信量しか使っていない方は、大容量10GBプランを試してみてもよいかもしれません。
これまでMVNO各社は、上限を定めない使い放題プランを提供してきました。もっとも、最近ではDTIのように、10GB以上のプランを展開することはめずらしくなくなっています。
この背景には大手キャリアも、ファミリー向けだった大容量プランを個人向けに提供をし始めたことがあると思われます。低料金で大容量のデータプランを使えるのはメリットが大きい一方、通信品質の低下に繋がることが懸念されています。
※文中の料金表示はすべて税抜きです。
(文:SIM通編集部)
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