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AppleがiOS向けビデオ作成アプリ「Clips」を配信 4月上旬から
オリジナルのアニメーションを作成できる「Clips」アプリが4月上旬にApp Storeで配信される。iOS 10.3以降のiPhoneやiPadで利用できる。話しかけるだけで字幕を付けられる機能も用意した。
Appleは、オリジナルのアニメーションを作成できるアプリ「Clips(クリップス)」を4月上旬からApp Storeで提供する。対応機種はiPhone 5s以降、9.7型の新型iPad、iPad Air、iPad Proの前モデル、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)以降。iOS 10.3以降が対象。
Clipsは、写真、動画、音楽を組み合わせてオリジナルのビデオを作成できる、iPhoneとiPad向けアプリ。アプリ上で写真や動画を撮影するか、ライブラリから追加すればよい。Clips向けのサウンドトラックも用意されており、ビデオの長さに合わせて自動で音楽が調整される。Appleは「タイムラインやトラック、複雑な編集ツールなどを操作しなくてもビデオを作成できる」という簡単な操作性を特徴に挙げている。
ユーザーが話しかけることで字幕やタイトルのアニメーションを作成できる「Live Titles」機能や、コミック風のフィルター、フキダシ、図形、アニメーションポスターなどのエフェクトも用意した。
作成したビデオはInstagram、Facebook、YouTubeなどで共有できる。メッセージアプリを使って共有するときは、ビデオに映っている人物やこれまで共有した回数の多い人などが候補に表示される。
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