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「パワークランプ」を活用してiPhoneを好きな所に固定して撮る荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

先日ご紹介した台湾Mobile-Catch製の「パワークランプ」。つい買ってしまったので、ここで実際に使ってみるのである。

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パワークランプをいろんな所で使ってみる

 パワークランプはクランプとミニ自由雲台から構成されている。スマホは付属のスマホ用アダプターを装着してそこに挟む。写真では「iPhone 6s」を挟んでいるが、「Plus」系の大きなボディーでも大丈夫だ。

 クランプの脚を広げれば一応自立するが、三脚ではないので若干不安定。見た目が可愛くて面白いというくらいである。

自立させてみる
一応「3本脚」を持っているので自立できるが、三脚ほどの安定感はないので注意

 先ほども述べた通り、クランプは全部で3本のツメを持っている。それで何かに挟んでから、ネジで固定する。

 普通はこんな風に使う。横でも縦でも自由自在に固定できる。

公園の遊具に縦向きで固定
公園の遊具に縦向きで挟んでみた。ネジをしっかり締めれば、丸いポールでも問題なし

 自転車のサドルにも、ご覧の通りしっかり挟める。

サドルの最先端に挟む
自転車のサドル先端の細いところに挟んでみた

 スマホホルダーのネジ穴は、背面にもある。それをうまく使えば、別角度での据え付けもできる。

 下の写真は、縦の四角いポールに縦位置で挟んだ図。iPhone 7 Plusまでのサイズならちゃんとはさめるのだ。

スマホホルダーの裏側にもネジ穴あり
スマホホルダー裏側のネジ穴を使って固定してみた。今度はiPhone 7 Plusで

 基本的にポール状のものを挟むのがクランプの仕事。でも、机の縁など板状のものでもしっかり挟める。

 板状のものを挟むときは奥までグイっと差し込んだ方が安定するが、ポールを挟んだ時に比べてちょっと不安定にはなる。そこは念頭にいれておきたい。

テーブルの縁に挟む図
テーブルの縁に挟んでみた。棒でも板でも挟めるのは強力

 ではこのパワークランプ、どのくらいの太さ(細さ)のモノまでいけるのか。

 一番開いた状態(一番太いモノを挟める状態)がこちら。分かりやすいよう、iPhone 6sを置いてみた。大体74mmぐらいまでなら挟めそう。

一番開いた状態
一番脚を開いた状態。大体74mmくらいの広さだ

 逆に、一番閉じた状態がこちら。大体4mmぐらいか。だからけっこう細いポールでも固定できる。

 この状態だと、なんかポーズをつけてお辞儀してるようでかわいい。

一番閉じた状態
一番脚を閉じた状態。中央の隙間が4mmくらい

 iPhoneをちょっと固定して動画を撮りたい、タイムラプスしたいっていう時、下手に三脚引っ張り出すよりこっちの方が便利で柔軟に使えたりするのだ。思ったよりいろんなとこに固定できるから。iPhone以外にも小型のカメラ(ウェアラブル系のカメラなど)をつけてもいい。

 これ下手なミニ三脚より重宝すると思う。工夫次第でいろんなところに装着して面白い写真や動画を撮ってみるべし。

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