Kickstarterで世界最小をうたうLTEスマホが登場/MVNOサービスの淘汰が始まる?:Mobile Weekly Top10
「Kickstarter」で世界最小をうたうLTEスマートフォンのクラウドファンディングが進行中です。ただし、日本で使うために必要な認証を取得する予定はないそうです……。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2017年5月8日〜2017年5月14日
- 世界最小をうたうLTEスマホ「Jelly」登場 出資開始57分で目標額を達成
- iPhoneのホームボタンをトリプルクリックして呼び出せる機能
- ソフトバンクが「Xperia XZs」を5月下旬以降に発売 新開発のMotion Eyeカメラを搭載
- モバイルバッテリーやLightningケーブルに偽造品 アンカーが注意喚起
- 格安SIMでもたくさん通話したい! MVNOの通話定額オプションを整理する
- ドコモの「海外1dayパケ」を使おうとしてハマった話
- 100万画素カメラを搭載した“究極の全部入りケータイ”「J-SH53」
- ぷららモバイルLTEが11月30日でサービス終了へ――600社を超えるMVNOの淘汰がいよいよ始まる
- 今日から始める「Apple Pay」生活 iPhone 7/7 PlusでSuicaを使う方法
- HTCの新スマホが5月16日に発表 キーワードは「握る」
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年5月8日から5月14日までのアクセスランキングを集計しました。
今回のランキングでは、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場した世界最小LTE対応スマートフォン「Jelly」「Jelly Pro」を紹介した記事「世界最小をうたうLTEスマホ『Jelly』登場 出資開始57分で目標額を達成」が1位となりました。
43(幅)×92.3(高さ)×13.3(奥行き)mmというサイズ感は、大画面化の傾向にある昨今のスマホにおいて非常に魅力的に映ります。また、サイズが小さい割にモバイル通信の対応周波数帯(Band)がそこそこ広く、5GHz帯の無線LAN(Wi-Fi)にも対応していることも特筆すべき特徴です。
しかしながら、日本で使うために必要な「技術基準適合証明等(技適など)」を取得する予定は現時点ではないそうです。出資して、そのリターン(見返り)により本体を手に入れたとしても、それを適法に使うことは事実上不可能です。今後、技適などを取得して堂々と使えるようになれば良いのですが……。
ランキングの8位には、石川温さんのメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から「ぷららモバイルLTEが11月30日でサービス終了へ――600社を超えるMVNOの淘汰がいよいよ始まる」が入りました。
大型連休後半戦に入る直前の5月2日、NTTぷららはMVNOサービス「ぷららモバイルLTE」を11月30日をもって終了することを発表しました。移行先としては、同社の親会社であるNTTコミュニケーションズが提供する「OCN モバイル ONE」を推奨しています。
今まで拡大を続けていたMVNO市場ですが、今後は撤退や再編が相次ぐことになるのでしょうか……。
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アンカー・ジャパンは、同社製品を模倣した偽造品の取り扱いをAmazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングの一部店舗で確認。購入時に注意するよう呼び掛けている。
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