SIMフリースマホの認知度は79.0%、利用メーカー上位は「Apple」「ASUS」「HUAWEI」
MMD研究所は「2017年SIMフリースマートフォン購入者調査」を実施。SIMロックフリースマートフォンの認知度は79.0%、内容理解は44.3%に。現在利用している端末のメーカーは「Apple」「ASUS」「HUAWEI」が上位となった。
MMD研究所は、5月18日に「2017年SIMフリースマートフォン購入者調査」の結果を発表した。調査対象は15歳以上の男女3万6692人で、調査期間は3月10日〜3月24日。
対象者に事前調査としてSIMロックフリースマートフォンについて聞いたところ「名前だけは聞いたことがある」が34.7%で最多となり、「だいたいどんなものかわかる」が23.8%、「全くわからない」が21.0%となり、「現在利用している」は9.2%となった。これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」79.0%、「内容理解」44.3%、「利用検討」20.5%、「現在利用」9.2%となる。
男女比では「認知」が男性53.6%、女性46.4%と同程度だが、「内容理解」では男性64.0%、女性36.0%、「利用経験」では男性65.0%、女性35.0%と差が見られた。
SIMロックフリースマートフォンを利用している1036人に現在利用している端末について聞いたところ、メーカー別では「Apple」が25.1%、「ASUS」が13.0%、「HUAWEI」が12.5%となった。シリーズ別では「iPhone SE」が8.1%、「iPhone 5s/5c」が5.3%、「iPhone 7/7 Plus」が5.2%、「arrows M02」が4.7%、「HUAWEI P9 lite」が4.2%となる。
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