「Moto Z2 Play」とゲームパッドなど4つの新「Moto Mods」発表
Lenovo傘下のMotorola Mobilityが、日本でも販売している「Moto Z Play」の後継モデル「Moto Z2 Play」を発表。軽く、薄くなりカメラなどの機能も向上する。周辺機器の「Moto Mods」にもゲームパッドなど新たに4つのModが加わる。
中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは6月1日(現地時間)、日本でも販売している「Moto Z Play」の後継モデル「Moto Z2 Play」と同端末に対応する4つの新しい「Moto Mods」モジュールを発表した。Moto Z2 Playは同日ブラジルで発売し、販売地域を段階的に広げていく計画。米国での販売価格は499ドル(約5万6000円)。
Moto Z2 Play
Moto Z2 Playは先代と同じ5.5型でミドルレンジという位置付けだが、薄く、軽くなりプロセッサやメインメモリ、カメラなどが強化された。ただし、薄くした分バッテリーは3510mAhから3000mAhにダウンし、バッテリー持続時間は50時間から30時間に変わった。OSはAndroid 7.1.1。
プロセッサは米Qualcommの「Snapdragon 626」、メインメモリは3GBか4GB、内蔵ストレージは32あるいは64GBで、microSDスロットを備える。アウトカメラは1200万画素、インカメラは500万画素。ポートはUSB Type-Cだ。
サイズは76.2(幅)×156.2(高さ)×5.99(奥行き・最薄部)mmで重さは145g。先代より約1mm薄くなり、20g軽くなった。色はグレイ(Lunar Gray)とゴールド(Fine Gold)の2色。
新しいMoto Mods
新登場のMoto Modsは「Moto GamePad」「JBL SoundBoost 2」「Moto TurboPower Pack」「Moto Style Shells with Wireless Charging」の4つ。米国での発売は今夏の予定だ。
Moto GamePadは2本のコントロールスティック、Dパッド、4つのアクションボタンが付いたゲームパッドモジュール。1035mAhのバッテリーを内蔵するので、本体のバッテリーの心配をせずにプレイできる。
JBL SoundBoost 2はJBL SoundBoostのアップグレード版で、3色ラインアップになり、防滴になった。Moto TurboPower Packは3490mAhのバッテリーパック。パック自体はUSB Type-Cで20分で50%充電できる。Moto Style Shells with Wireless Chargingは無線充電機能を持つ背面パネル。木目や花模様などのデザインがそろう。
米国での販売価格は、Style Shellは39.99ドルで、他はいずれも79.99ドル。
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