連載
au Design projectの最終モデル ストレート型ケータイ「INFOBAR2」:懐かしのケータイギャラリー
初代INFOBARの「ストレートボディー」「フレームレスキー」といった特徴を継承しつつ、丸みを帯びたフォルムになった「INFOBAR2」。デザイン重視でありながら、ワンセグやおサイフケータイなど、当時の最新ケータイで人気の機能が詰め込まれていました。
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auの鳥取三洋電機(現・三洋テクノソリューションズ鳥取)製ケータイ「INFOBAR2(W55SA)」です。
INFOBAR 2は、先進的なデザインのケータイを世に送り出してきた「au Design project」の第7弾モデルであり、最後の製品となったケータイです。
au端末として初めて内蔵型ワンセグアンテナを採用。WINケータイ(CDMA 1X WIN端末)としては初めてのストレート型端末でもあります。
2003年10月に発売されたau design project第1弾モデルの「INFOBAR」と同じく、深澤直人氏がデザインを手掛け、ストレート型にフレームレスキーといった特徴を踏襲しつつ、「溶けかけた飴」をイメージしたという丸みを帯びたフォルムに生まれ変わっています。
INFOBARはまさに「デザイン重視」で、多くの機能がそぎ落とされていましたが、INFOBAR 2は機能面でもワンセグやEZ FeliCa(おサイフケータイ)、PCサイトビューアー、EZナビウォークなど、最新のケータイで人気の機能を備えています。
「INFOBAR 2」の主な仕様
- 発売日:2007年12月1日
- キャリア:au
- メーカー:鳥取三洋電機
- サイズ:約47(幅)×138(高さ)×15.5(奥行き)mm
- 重量:約104g
- メインディスプレイ:2.6型(240×400ピクセル)有機EL 約26万色
- アウトカメラ:有効約197万画素CMOS
- ボディーカラー:NISHIKIGOI、SILVER、WARM GRAY、MIDORI
関連記事
- 写真で解説する「INFOBAR 2」
あの“INFOBAR”が進化して帰ってきた。前モデルと同じく深沢直人氏がデザインを手がけるau design projectの第7弾、それが「INFOBAR 2」。ワンセグ、EZ FeliCa、有機ELディスプレイ、AFカメラ……デザインコンセプトの魅力を損なうことなく、昨今、携帯に望まれる機能をしっかり搭載して登場する。 - 「INFOBAR 2」、12月1日発売
KDDIは、au design projectの第7弾モデル「INFOBAR 2」を12月1日に全国一斉、東芝製のユニバーサル端末「A5529T」を11月22日から順次発売する。 - 外観もすごいが中身もすごい──「INFOBAR 2」“溶けかけた飴”への挑戦
初代「INFOBAR」から4年ぶりとなるセカンドモデル「INFOBAR 2」が12月1日に発売された。深澤直人氏が掲げた“溶けかけた飴”というコンセプトを実現するための機構設計や、ワンセグの高画質化にあたる苦労など、鳥取三洋電機に開発の舞台裏を聞いた。 - 300万画素超のカメラを世界初搭載したケータイ「A5406CA」
ケータイでは世界初となる300万画素超のCCDを搭載した「A5406CA」。ケータイ初の200万画素搭載モデルを投入したカシオから、わずか半年で300万画素超えモデルの登場となり話題を呼びました。 - 国内初のBluetooth対応 ジョグダイヤル付きストレートケータイ「C413S」
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.