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みずほグループほか、北九州市でQRコード決済の実証実験
みずほフィナンシャルグループらは、9月1日にキャッシュレス決済促進に関する構想の実現性を検証するための実証実験を北九州市で開始。決済アプリ「pring」を利用し、観光客や地元購買客を対象としたQRコード決済の利便性検証を行う。
みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、北九州銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行は、9月1日からキャッシュレス決済促進に関する構想の実証実験を開始する。期間は12月末までを予定。
本実験は2020年までに国内のキャッシュレス社会を進展させることを目的とし、観光客や地元購買客に向けてQRコード決済の利便性検証を行う。実施場所は北九州市内のJR小倉駅周辺施設・店舗、大型商業施設、タクシーなどで、参加加盟店は順次拡大していく。
実験の対象はみずほ銀行、北九州銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行の口座保有者で、連携する銀行口座からアプリへ入金でき、QRコードで簡単に支払いが行える決済アプリ「pring」を利用する。同日からキャンペーンも行い、詳細は9月1日にpringのWebサイトに掲載する予定だ。
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