ドコモ、東京五輪WPBでプリペイドSIM「Japan Welcome SIM」を配布
NTTドコモは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のWPB(World Press Briefing)参加者へ外国人旅行者向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM」を配布。料金プランには広告モデル「Plan 0」を活用し、無償での利用を検討している。
NTTドコモは、9月4日から9月7日に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会WPBで外国人旅行者向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM」を配布すると発表した。
WPB(World Press Briefing)は、東京2020組織委員会が国内外の記者・カメラマンへ準備状況のプレゼンテーションや意見交換などを行う会議。海外から来訪する記者などに配布する。
同社は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ゴールドパートナー(通信サービス)として、来訪する外国人旅行者への通信環境の無償提供を検討中。広告動画閲覧やアンケート回答などを行うとデータ通信量をチャージできる広告モデル「Plan 0」の仕組みを活用し、訪日前に大会関連情報などを確認すれば無償で利用できる特別プランを予定している。
「Japan Welcome SIM」は英語/中国語(繁体字・簡体字)/韓国語/日本語に対応し、NTTドコモの4G/LTEエリアと3G利用可能エリアで使用できる。プランは「Plan 0」をはじめ、高速データ通信量のない「Plan S」が1080円(税込、以下同)、600MBの「Plan M」が1836円、1.2GBの「Plan L」が2376円。高速データ通信時は下り最大788Mbps、上り最大50Mbpsで、128Kbpsでのデータ通信は無制限で利用できる。利用可能期間は利用開始から15日間で、追加リチャージは100MBが216円、500MBが756円、1GBが1296円。
関連記事
- ドコモほか、宮古島で訪日外国人向けキャッシュレス化トライアルを実施
NTTドコモらは、7月2日からキャッシュレス決済促進などを目的とした「宮古島訪日外国人送客およびキャッシュレス化トライアル」を実施。モバイル決済サービス「Anywhere」を用いたクレジットカード決済環境の整備など、訪日外国人向けの施策を展開する。 - ドコモ吉澤社長インタビュー 「東京五輪では5Gを入れる」「RCSの検討は進めている」
Mobile World Congress 2018は「5G」一色の様相を呈していた。2020年に5Gを開始するドコモも、5Gを大々的にアピールしていた1社だ。そんなドコモの吉澤和弘社長にインタビュー。5Gの取り組みや導入が期待されるRCSについて聞いた。 - 東京五輪に期待大! ドコモが提供する新しいスポーツ観戦の形とは?
5GやARといった技術を使った分野で注目しておきたいのが、スポーツテック。2020年に控えている東京五輪は、最新のITや通信の技術を披露する場になりそうです。Mobile World Congress 2018のドコモブースで、その一端を見てきました。 - ドコモ、外国人旅行者向けプリペイドSIMに「リワード式無料プラン」登場 順次提供開始
NTTドコモは、訪日外国人旅行客向けのプリペイドSIMカード「Japan Welcome SIM」のリワード式無料プラン「Plan 0」を予定より約2カ月遅れで提供開始した。有料プランも名称変更と新プラン追加が行われる。 - ドコモが訪日外国人旅行客向けプリペイドSIMを発売 リワード式の無料プランも用意
NTTドコモが、訪日外国人旅行客向けのプリペイドSIMカードを7月に発売する。利用期間は15日間で、広告動画の視聴やアンケート回答などを条件とする“完全無料プラン”や高速通信容量のチャージサービスも用意する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.