Androidの利用率がiPhoneを上回り40.1%に MMDのモバイルデバイスシェア調査
MMD研究所は、9月10日に「2018年8月 モバイルデバイスシェア調査」の結果を発表。メイン端末の利用率はAndroidが40.1%、iPhoneが35.2%とAndroidがiPhoneを上回った。一方、10代は男女ともにiPhoneの利用率がAndroidの利用率を上回っている。
MMD研究所は、9月10日に「2018年8月 モバイルデバイスシェア調査」の結果を発表した。対象は15歳〜69歳の男女5000人で、調査期間は7月31日〜8月1日。
現在メインで利用しているモバイルデバイスは、スマートフォンが75.3%、フィーチャーフォン(ガラケー)が18.1%。OS別ではAndroidが40.1%、iPhoneが35.2%で、Androidの利用率がiPhoneの利用率を上回った。
スマートフォン利用者のOSを性年代別に見てみると、10代男性と10代〜20代女性はiPhone利用率がAndroid利用率を上回り、20代〜60代男性と30代〜60代女性はAndroid利用率がiPhone利用率を上回る。特に10代女性はiPhone利用率が72.5%と非常に高くなった。
メインで利用しているスマートフォンのブランドは「Apple」が46.7%、「ソニーモバイル」が14.9%、「シャープ」が12.1%に。男女別で見ると女性の利用上位は「Apple」が48.7%、「ソニーモバイル」が14.2%、「シャープ」が11.6%。男性の利用上位は「Apple」が44.6%、「ソニーモバイル」が15.7%、「シャープ」が12.6%と順位に男女差はなかった。
一方、「Apple」は女性の利用が男性よりも多く、「ソニーモバイル」と「シャープ」は男性の利用が女性よりもわずかに多い。
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