ニュース
シャープの「AQUOS R2」「AQUOS sense」が「Android Enterprise Recommended」に対応 ドコモ・au向けとSIMフリーが対象
シャープのスマートフォン「AQUOS R2」シリーズ2機種と「AQUOS sense」シリーズ3機種の計5機種が、Googleの推進するプログラム「Android Enterprise Recommended」に対応。法人利用に適した端末として信頼性が向上し、Googleが推奨したモバイル管理製品との互換性も高まった。
シャープは9月26日、スマートフォン「AQUOS R2」と「AQUOS sense」がGoogleの定める「Android Enterprise Recommended(AER)」プログラムに対応したことを発表した。NTTドコモ、au(KDDI・沖縄セルラー電話)向けに納入しているモデルと、同社がSIMロックフリーモデルとして発売しているモデルが対象となる。
AERは、法人利用に適したAndroid端末やサービスの推奨プログラム。スマートフォンやタブレット端末の場合、主に以下の条件に適合するとプログラム認定の取得を申請できる。
- Googleが配信したセキュリティアップデートを配信開始日から90日以内に配布すること
【訂正:2019年6月19日23時21分 初出時に、AERの条件を「Googleが配信したセキュリティアップデートを配信開始日から90日以内に配布すること(発売から5年間)」と記載していましたが、発売から5年間適用されるのは「頑丈な端末」に限られるため、削除しました。おわびして訂正致します】
- Androidのメジャーバージョンアップを1回以上保証すること
- 「ゼロタッチ登録」(管理端末から配信された端末設定や業務アプリを自動インストールする機能)に対応すること(Android 8.0以降)
- IP64以上の耐水・耐塵(じん)性能を確保すること
AERの取得のメリットとして、シャープでは対象機種における法人向けAndroidスマホとしての信頼性向上、Googleが推奨したモバイル管理製品との互換性向上、多様なビジネスシーンでの活用を挙げている。
対象機種
今回AER認証を取得した機種は以下の通り。
- AQUOS R2 SH-03K(NTTドコモ向け)
- AQUOS R2 SHV42(au向け)
- AQUOS sense SH-01K(NTTドコモ向け)
- AQUOS sense SHV40(au向け)
- AQUOS sense lite SH-M05(SIMロックフリー)
関連記事
- シャープが有機ELディスプレイ搭載スマホを発表 日本では年内に発売か?
シャープがIFA 2018で、有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンを参考出展。背面にはFeliCaマークを確認できた。日本で発売される可能性が高そうだ。 - AQUOSの発熱対策は? 保冷剤はOK? シャープに聞く
スマートフォンは高温環境下では発熱しやすく、スマホの動作が緩慢になったり、一部機能が使えなくなったりする恐れがある。特に真夏の屋外でスマホを使う際は注意が必要だ。今回はシャープにスマホの発熱対策を聞いた。 - 「AQUOS R2」のカメラは何が変わったのか? 動画専用カメラの狙いは? シャープ開発陣に聞く
シャープの「AQUOS R2」は、デュアルカメラの片方に動画専用カメラを搭載しているのが大きな特徴。AQUOS R2ではなぜ「動画」にこだわったのか。AQUOS R2の開発者インタビュー前編では、カメラ機能の進化に迫る。 - シャープが「AQUOS R2」で静止画と動画のカメラを“個別に”搭載した理由
シャープの「AQUOS R2」は、背面に「静止画用」と「動画用」のカメラを2つ搭載している。デュアルカメラのスマートフォンは数多くあるが、なぜシャープは動画用のカメラを加えたのか。またAQUOS R2のカメラはどんなシーンで活躍するのか。 - シャープが「AQUOS R2」発表 6型WQHD+液晶、静止画+動画用のデュアルカメラ搭載【更新】
シャープが「AQUOS R2」を夏モデルとして投入する。「EDGEST fit」デザインになり、縦長の6型ディスプレイを搭載。静止画用と動画用の2つのカメラを背面に搭載している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.