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コード決済と非接触決済に対応する端末「ThincaBridge NFC」今夏発売
TFペイメントサービスは、1台でQRコード決済と電子マネー決済に対応するキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC」を今夏発売。QRコード決済は「消費者提示型」「店舗提示型」の両方式が可能で、マイナンバーカードへの対応も予定している。
TFペイメントサービスは、2月19日にキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC(シンカブリッジ エヌエフシー)」を発表した。発売は今夏を予定している。
同社のクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」が対応する各種ブランドでのQRコード決済と電子マネー決済が可能。1台で対応できるため、それぞれの決済端末を導入する場合と比べて導入コストの削減やレジ周りの端末集約に貢献するとしている。サイズは76.1(幅)×29.7(高さ)×91.8(奥行き)mm、ディスプレイ表示部は2.8型。
QRコード決済は本製品に搭載された液晶画面とカメラを活用し、消費者の端末に表示されたQRコードを読み取って決済する「消費者提示型(コード支払い)」、本製品の液晶画面に表示させたQRコードを消費者がアプリで読み取る「店舗提示型(読み取り支払い)」の両方式が可能。さらに「マイナンバーカード(個人番号カード)」への対応も予定している。
また、2月19日〜22日に東京ビッグサイトで開催される「キャッシュレスTech」にデモンストレーション展示も行う。
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