インパクトが強すぎたドコモの「ahamo(アハモ)」/メインブランドの値下げを求める武田総務大臣:Mobile Weekly Top10
NTTドコモが新しい料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表。大手キャリアが「20GBで2980円」という価格を打ち出したことは、非常に強烈なインパクトを与えました。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2020年11月30日〜2020年12月6日
- ドコモの「ahamo(アハモ)」、気を付けるべき点は?
- ドコモが新料金プラン「ahamo」発表 月額2980円で20GB+5分かけ放題
- ドコモの激安「ahamo」で携帯業界に激震も、“料金プラン”扱いには疑問
- ドコモが「5Gギガホ」など既存プランの内容を見直し 12月中に詳細を発表へ 格安プランはMVNOとの連携を軸に検討
- 武田良太総務大臣がKDDIに「ガッカリした」と大激怒――メインブランド値下げにこだわり、楽天とMVNOは切り捨てか
- 武田総務大臣、解約金なしプランも「まやかし」「国民を欺いている」と一蹴
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ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年11月30日から2020年12月6日までの1週間について集計し、まとめました。
ランキングの集計期間中に、NTTドコモが新しい「料金プラン」として「ahamo(アハモ)」を発表しました。そのこともあってか、この期間の記事アクセス数のトップ10のうち、5記事がドコモの料金関連の記事となりました。特に、1位の「ドコモの『ahamo(アハモ)』、気を付けるべき点は?」は非常によく読まれました。
ahamoは月額2980円で月間データ通信容量20GBと5分以内の国内通話定額に対応していることはもちろん、5G対応、追加料金なしでのローミング、一切の契約拘束がないこと……など、従来の大手キャリアでは考えられないほどのインパクトを持った「料金プラン」となっています。
ただ、その中身を見てみると、ドコモのFOMA/Xi/5Gからの移行でも当面の間はMNP手続きをしないと移行できないこと、割引サービスの多くを併用できない、一括請求に対応しない……といった具合に、当初は社内の別ブランド、あるいは子会社を通したMVNOサービスとして提供しようとしていたのではないかという“痕跡”もあります。
ahamoのサービスの詳細には、まだ不明な点もあります。なるべく早期に、詳細が公開されることを期待したいです。
携帯電話料金に関連して、最近では定例閣議後の記者会見における武田良太総務大臣の“発言”も注目を集めています。そのこともあり、今回のランキングでも5位と6位に会見の発言をまとめた記事が入りました。
MNO(自らネットワークを構築する携帯電話事業者)は総務省から電波帯域の割り当てを受けて事業を展開しています。しかし、いずれの会社も国営企業ではなく、あくまでも“私企業”です。大臣がある意味で「圧力」を掛けることによって値下げが実現してしまうと、許認可制を取るいろいろな業態において、同様の事象が起こりかねません。
このような方法で値下げを迫ることは、果たして正しいことなのか。改めて問い直すべきではないかと思う今日この頃です。
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ドコモは若者をメインターゲットに据えた「ahamo(アハモ)」を発表。料金は、20GBのデータ容量に5分間の通話定額が付いて月額2980円(税別)と、他社より低い水準の料金を打ち出した。同じ2980円の楽天モバイルよりも優位性は高い。一方、既存ドコモユーザーの移行は限定的とみられる。 - ドコモが「5Gギガホ」など既存プランの内容を見直し 12月中に詳細を発表へ 格安プランはMVNOとの連携を軸に検討
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