ニュース
「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」にソフトウェア更新 指紋認証のスピードなどを改善
画面内指紋センサーによる認証速度が遅いという指摘のあった「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」に、それを改善するためのソフトウェア更新が配信された。米国/日本の特定キャリアで使っているユーザーは、11月中に更新プログラムがダウンロードできるようになる。
Googleは11月16日(米国太平洋時間)から、米国および日本向けの「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」に対するソフトウェア更新を開始した。この更新はおおむね月例で行われているセキュリティパッチの更新とは別の更新で、幾つかの不具合修正と共に指紋センサーによる指紋認証パフォーマンスの改善を図っている。
Pixelシリーズのアップデートは「ロールアウト方式」で配信される。そのため、全ての個体ですぐに更新が行えるとは限らない。Googleによると、アップデートは同社が指定する通信事業者(キャリア)のSIMカードと組み合わせて使っている場合は11月中に、他の通信事業者のSIMカードと組み合わせて使っている場合、または海外で使っている場合は12月までに配信されるという。
関連記事
- 「Pixel 6」の「指紋認証が遅い」というツイートにGoogleがリプライ
ディスプレイ内センサーを採用した「Pixel 6」の指紋認証の反応が悪いというツイートにGoogle公式が返答。「強化されたセキュリティアルゴリズム」を採用したため、時間がかかると説明した。 - Androidスマホに慣れた人が「Android 12(Pixel 6)」を使うときに気を付けたい2つのポイント
Android 12がリリースされました。新たなUI「Materials You」の採用が大きな特徴ですが、そのリードデバイスである「Pixel 6シリーズ」では気を付けるべき仕様変更が2つあります。筆者も戸惑ったポイントを解説します。 - 独自プロセッサ×音声認識が“文字起こし”に革命を? 「Pixel 6 Pro」全力レビュー(後編)
Googleのオリジナルスマートフォン「Pixel 6 Pro」は、独自プロセッサ「Google Tensor」を搭載している。これが、機械学習ベースのAI処理に大きな改善をもたらしており、カメラの画像処理だけでなく音声認識処理で大活躍する。普段使いのスマホとしての利便性と合わせてチェックしていこう。 - 独自プロセッサ×高画素カメラの効果はいかに? 「Pixel 6 Pro」全力レビュー(前編)
Googleの新スマートフォン「Pixel 6シリーズ」の上位モデル「Pixel 6 Pro」は光学ズーム付きカメラを初搭載している。独自開発プロセッサ「Tensor」との組み合わせはいかほどのものか、チェックしていこう。 - Googleの新スマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」正式発表 10月28日発売 直販価格は7万4800円から
Googleがチラ見せを続けてきた「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」が正式発表された。Google Storeでの販売価格は税込みで7万4800円からで、Pixel 6はauとソフトバンク、Pixel 6 Proはソフトバンクからも発売される。【追記】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.