意外とスマホで電話する機会が増えている/「ワイヤレスホームルーター」の次は「ワイヤレス固定電話」で競争?:Mobile Weekly Top10
2020年に入ってから、スマートフォンで電話をする機会が増えました。そういう人が増えているせいか、通話料金の割引や(準)定額サービスのあるMVNOサービスを特集する記事がよく読まれました。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2022年1月31日〜2022年2月6日
- 専用アプリ不要で「通話料が安い」「かけ放題対応」格安SIMは? おすすめ6サービス
- 30%還元や10万円ボーナスなどの大型施策が充実! スマホ決済2月のキャンペーンまとめ【2月6日】
- ドコモがモバイル通信を使った固定電話に参入 3月下旬から「homeでんわ」を提供 月額1078円から(割引前)
- 月額440円/2GBで音声通話もOK 「povo2.0+IIJmio」でスマホ料金を激安にする
- UQコミュニケーションズが「WiMAX +5G」の通信制限ポリシーを一部変更 大量通信ユーザーにおける混雑時間帯の制限を弾力化
- 「BALMUDA Phoneはやって良かった」「Y!mobileが爆発している」 ソフトバンク宮川社長が語ったこと
- ドコモで通信障害 データ通信が利用しにくい状況【回復】
- OPPOの折りたたみスマホ「Find N」を見て思い出す、もう1つの名機「N」
- いよいよ競争が本格化 2021年に登場した「5Gホームルーター」を振り返る
- au PAY、ローソン銀行ATMからのチャージで最大2万ポイント還元
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年1月31日から2022年2月6日までの1週間について集計し、まとめました。
今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、音声通話料金に関する割引サービスや(準)定額サービスを用意しているMVNOサービスを紹介する記事でした。
携帯電話の大半がスマートフォンとなってある程度の時間がたちました。「スマホじゃ電話しないんだよね……」という声も少なからず聞く一方で、「最近はスマホで電話することが増えたんだよね」という声も挙がるようになりました。
私自身はどちらかというと後者に当てはまります。原則としてテレワーク勤務となった影響で、ここ2年ほど電話する機会が増えているのです。恐らくですが、同じような境遇の人もそこそこいて、「少しでも通話料金を抑えたい」という目的でこの記事にたどり着いたのだと思われます。
電話といえば、ランキングの3位に入ったNTTドコモの「homeでんわ」に関する記事も非常によく読まれた所です。
homeでんわは、Xi(LTE)ネットワークを利用した固定電話サービスです。契約すると利用場所の住所とひも付いた固定電話用の電話番号(いわゆる「0ABJ番号」)と、携帯電話番号(「070」「080」「090」で始まるもの)が割り当てられます。固定電話用の電話番号は新規発番の他、NTT東日本/NTT西日本が提供する「加入電話」「INSネット64」に由来する電話番号を移転することも可能です(番号ポータビリティ)。携帯電話番号はランダムに割り当てられますが、緊急通報(110番/118番/119番)をする場合にのみ用いられます。
モバイル(携帯電話)ネットワークを使った固定電話サービスは、既にKDDIが「ホームプラス電話」、ソフトバンクが「おうちのでんわ」という名称で提供しており、ドコモはこの分野で“後発”ということになります。しかし、SNSでの反応を見る限り、KDDIやソフトバンクがこのようなサービスを提供していることを知らない人は多いようです。
思えば、ワイヤレスホームルーターもau(KDDIと沖縄セルラー電話)、UQコミュニケーションズやソフトバンクが先行してたのですが、ドコモが「home 5G」を投入したことで一気に認知が高まり、他社においてプランの提供条件(料金や通信制限の条件変更など)に改善が進みました。やはりライバルが増えるとサービスはより認知され、より改善するのだなと感じる所です。
今後、モバイルネットワークを使う固定電話サービスも、サービス面での競争が進むのか、注目したいと思います。
関連記事
- 専用アプリ不要で「通話料が安い」「かけ放題対応」格安SIMは? おすすめ6サービス
よく通話するユーザーなら、MVNOへ乗り換える場合に通話品質以外にも「かけ放題はあるか」「標準の通話アプリ以外を使う必要はあるか」など、気に掛ける点が多いだろう。実際に通話料の安い事業者やかけ放題が安い事業者をまとめた。 - 30%還元や10万円ボーナスなどの大型施策が充実! スマホ決済2月のキャンペーンまとめ【2月6日】
2022年2月6日〜13日のスマホ決済キャンペーンをまとめた。PayPayは2月1日からスーパーマーケットやドラッグストアで最大30%還元のキャンペーンを開催する。KDDIも2月1日から「たぬきの大恩返し 春」で最大10%を還元する。 - ドコモがモバイル通信を使った固定電話に参入 3月下旬から「homeでんわ」を提供 月額1078円から(割引前)
NTTドコモが、Xi(LTE)ネットワークを使った固定電話サービス「homeでんわ」を3月下旬から提供する。ドコモ携帯電話を持っているユーザーは「ファミリー割引」「ビジネス通話割引」のグループ内通話を無料で利用できる他、対象料金プランを契約していると月額料金の割引も受けられる。 - 月額440円/2GBで音声通話もOK 「povo2.0+IIJmio」でスマホ料金を激安にする
携帯電話ショップの代理店に10年以上勤めた筆者が、携帯料金を節約できる契約方法をお伝えします。それはズバリ、0円で維持できるプランと、料金の安いデータSIMを契約することです。今回私がオススメする使い方は、povo(povo2.0)とIIJmioのeSIMを組み合わせる方法です。 - UQコミュニケーションズが「WiMAX +5G」の通信制限ポリシーを一部変更 大量通信ユーザーにおける混雑時間帯の制限を弾力化
UQコミュニケーションズの「WiMAX +5G」が、当日を除く直近3日間で15GB以上通信した場合の通信速度制限について、具体的なしきい値の設定と、しきい値超過時の一律適用を撤廃することになった。ただし、短期間で大量に通信した場合における速度制限の可能性が無くなるわけではないため気を付けよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.