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Samsungが「Galaxy S22シリーズ」を発表 Ultraは「Sペン」を収納可能に(2/2 ページ)

Samsung Electronics(サムスン電子)が、フラグシップスマートフォン「Galaxy S」の新モデルを発表した。最上位モデルである「Galaxy S22 Ultra」は、Galaxy Noteシリーズの後継モデルとして収納可能な「Sペン」を標準装備する。

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Galaxy S22/S22+

 「Galaxy S22」はGalaxy S22シリーズのメインストリームモデルで、「Galaxy S22+」はその大画面モデルという位置付けだ。先代に当たる「Galaxy S21」「Galaxy S21+」からスペックの底上げを行い、より写真を楽しみやすくなったことが特徴だ。

 基本的なデザインは先代を踏襲しているが、Galaxy S22 Ultraと同様にボディーフレームにアルミニウム合金を採用した影響で「画面(正面)」「側面」「背面」と外観上の“切れ目”が生じている。画面と背面はGorilla Glass Victus+で保護されている。IPX8等級の防水性能とIP6X等級の防塵(じん)性能も確保している。カラーはPhantom White、Phantom Black、GreenとPink Gold(ピンクゴールド)の4つを用意している。

Galaxy S22たち
Galaxy S22(左)とGalaxy S22+(右)
カラー
ボディーカラーはPhantom White、Pink Green、Phantom Black、Greenの4つを用意している(写真はGalaxy S22+)
外観
一見するとGalaxy S21/S21+と同じデザインに見えるが、側面にボディーフレームの一部が出ている(写真はGalaxy S22のPhantom White)

 プロセッサは、投入先によってSnapdragon 8 Gen 1またはExynos 2200を搭載する。仕向け先が対応していればSub-6やミリ波を使った5G通信に対応する。

 メインメモリとストレージの容量も仕向け先によって異なり、以下の組み合わせが用意されている。

  • メインメモリ8GB+ストレージ128GB
  • メインメモリ8GB+ストレージ256GB

 ディスプレイは、Galaxy S22が6.1型、Galaxy S22+が6.6型のDynamic AMOLED 2X(最大120Hz駆動の有機EL)となる。リフレッシュレートを動的に10〜120Hzの範囲で調整することでバッテリー消費の抑制を図っている。ゲームモードが有効な場合は、タッチレートを240Hzまで引き上げることも可能だ。ディスプレイ内部には、超音波式の指紋センサーも内蔵している。

画面サイズ
Galaxy S22(左)は6.1型、Galaxy S22+(右)は6.6型のDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載する

 アウトカメラは3眼(トリプル)構成で、以下のものを搭載している。

  • 超広角:約1200万画素センサー、F2.2、画角120度
  • 広角:約5000万画素センサー、デュアルピクセルOIS、F1.8、画角85度
  • 望遠:約1000万画素センサー、光学3倍ズーム、F2.4、画角36度

 インカメラは約1000万画素センサー(F2.2、画角80度)のシングル構成となる。

カメラ
カメラ機能の多くはGalaxy S22 Ultraと同様だが、100倍スペースズームなど非対応の機能もある

 モバイル通信以外のワイヤレス通信は、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2、NFC(モバイル決済対応)に対応している。ただし、6GHz帯での通信は一部の国/地域でのみ対応する(6GHz帯の利用が認められない国/地域では2.4GHz/5GHz帯で通信可能)。

 バッテリー容量は、Galaxy S22が3700mAh、Galaxy S22+が4500mAhで、USB PDによる急速充電に対応する(S22は最大25W、S22+は最大45W)。Qi規格に準拠するワイヤレス充電も可能だ(最大15W)。Qiに対応するデバイスに給電する「ワイヤレスパワーシェア」も利用できる。OSはAndroid 12をプリインストールする。

 ボディーサイズと重量は以下の通りだ。

  • Galaxy S22:約70.6(幅)×146(高さ)×7.6(厚さ)mm、約168g
  • Galaxy S22+:約75.8(幅)×157.4(高さ)×7.6(厚さ)mm、約196g
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