キャリアを介さず販売される「Galaxy」がついに登場 受け入れられるか?:Mobile Weekly Top10
サムスン電子ジャパンが、Galaxyブランドの新端末を発表しました。注目すべきは、キャリアを介さずに販売するスマートフォンやタブレットが新たに登場することです。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2022年4月7日〜2022年4月13日
- スマホ決済4月のキャンペーンまとめ【4月10日最新版】 10%〜30%還元が目白押し
- 「プラチナバンド」を求める楽天モバイル 3キャリアの反発は必至も、23年の導入を目指す
- 「iPhone SE(第3世代)」と13 Proを比べて感じた、シングルカメラの頑張りと限界
- 「GalaxyのSIMフリースマホ」投入のワケ、Amazonの強い後押しで実現
- ソフトバンク5Gの人口カバー率が90%を突破
- ドコモとauから「Galaxy S22」「Galaxy S22 Ultra」が登場 4月21日発売
- ドコモのAndroidスマホのスペック表に「デュアルSIMパターン」が加わる 今後デュアルSIM端末が登場?
- ソニーのワイヤレスインターネット「NURO Wireless 5G」が始動 大手キャリアの5Gホームルーターと何が違う?
- これはNoteの新モデル? ペン内蔵の「Galaxy S22 Ultra」をじっくりと試す S22は小型で日本人向け
- 「0円プラン」や「iPhone投げ売り」が与える影響は? MVNO復活に必要なこと(後編)
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年4月7日から2022年4月13日までの7日間について集計し、まとめました。
今回の集計期間において、アクセス数の1位はスマートフォンで使える決済サービスのキャンペーンをまとめた記事、2位は楽天モバイルが自社ネットワークへの切り替え範囲を広げることを伝えた記事、3位は「iPhone SE(第3世代)」のカメラレビューでした。前回の集計でも楽天モバイルの自社ネットワークに関する記事はよく読まれましたが、楽天モバイルのエリアについては結構気になっている人が多いようです。
アクセス数の4位は、サムスン電子ジャパンがスマートフォンとタブレットを事実上初めてキャリアを介さず販売することを伝える記事となりました。
同社は4月21日、SIMフリースマホ「Galaxy M23 5G」とWi-Fi専用タブレット「Galaxy Tab S8+」をキャリアを介さずに発売します。Galaxy M23は海外では事実上Amazon専用モデルとして展開されていますが、日本ではAmazonに加えて主要な家電量販店のECサイトとGalaxy Harajuku(東京都渋谷区)でも販売されます。Galaxy Tab S8+は日本ではかなり久しぶりのGalaxy Tabとなりますが、5G(モバイル通信)対応モデルの投入は見送られました。
Galaxy M23はミドルレンジスペックのモデルで、日本で初めてのデュアルSIM対応のGalaxyスマホでもあります。ただ、ここ最近のGalaxyスマホでは“当たり前”だった「おサイフケータイ(モバイルFeliCa)」やIP68等級の「防じん/防水」は備えていません。Amazonでの販売価格は4万975円(税込み)ですが、探してみるとおサイフケータイや防じん/防水にも対応する、もっと手頃な価格のAndroidスマホと比べた際にどちらが選ばれるのか、非常に興味深くもあります。
一方で、Galaxy Tab S8+は日本では非常に貴重な“ハイエンドな”Androidタブレットです。SNSなどでの反響の大きさから、6月下旬には上位機種である「Galaxy Tab S8 Ultra」も発売されることになりました。ただし、S8+と同様にS8 Ultraも5G対応モデルの投入は見送りとなります。「なんで5G対応モデルがないの?」という問いに対して、サムスン電子ジャパンは「市場を見極めたい」という旨の回答をしました。
思えば、日本で販売されているAndroidタブレットはWi-Fiモデルばかりで、モバイル通信対応モデルはそれほど選択肢がありません。「ハイエンドAndroidタブレット難民」「モバイル通信対応Android難民」のうち、今回は前者が救われることになりましたが、両者を求める人は一体いつ救われることになるのでしょうか……?
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