ニュース
Google Playのゲーム、Chromebookのキーボードでプレイ可能に(テスト中)
ChromebookのOSアップデートで、一部のAndroidゲームをキーボードでプレイできるようになった。まだαテスト段階だが、約30本のゲームが対応している。これでタッチ対応ディスプレイではないChromebookでもモバイルゲームをプレイできる。
米Googleは9月1日(現地時間)、ChromebookのOS「Chrome OS」のバージョン105へのアップデートで、Google Playストア上のAndroidゲームをChromebookのキーボードでプレイできるようにするα段階のテストを開始したと発表した。
Chromebookでは2016年からAndroidアプリを利用可能になっているが、操作は原則、タッチ対応ディスプレイで行う。
今回のテストでは、約30本のゲーム(公式ブログに一覧がある)で、特定のキーに操作をマッピングすることで、キーボードでのプレイが可能になった。ジョイスティックの操作もキーの押下でシミュレートする。
ChromeOS 105搭載のChromebookでテストに参加しているゲームを起動すると、タッチ動作をシミュレートするコントロールを示すキーボードのオーバーレイが表示される。
ゲームによっては、割り当てるキーをカスタマイズできるようだ。メニューやダイアログを開くには、マウスまたはタッチパッドを使う。
Googleは、ゲーム開発者向けに、キーボードとマウスの操作をタッチ対応のAndroidゲームに簡単にマッピングするためのエディタを作成する予定だ。
関連記事
- Google Play、10周年でロゴリニューアル
Googleは、Androidアプリストア「Google Playストア」の10周年を記念してロゴを変更したと発表した。最近のChromeのロゴ変更と同様に、配色や形が他のロゴと統一された。 - Google Playの開発者ポリシー更新 不快な広告禁止やプライバシー保護強化など
Androidアプリストア「Google Play」の開発者向けポリシーが更新される。スキップできない全画面広告の禁止やVPNの悪用などを禁止する。早いものは8月31日発効だ。 - Google、アプリを複数端末で横断利用する「Cross device SDK for Android」プレビュー版リリース
Googleは「Cross device SDK for Android」の開発者プレビュー版をリリースした。アプリの操作を近くの別の端末に転送したり、共有したりできるようにするためのツールだ。将来的にはWindowsやiOSもサポートする計画としている。 - Android端末で撮影した写真をオフラインでもChromebookで開ける新機能
GoogleはChromebookとAndroid端末を連携する機能を発表した。1つはAndroid端末で撮影した写真をオフラインでもChromebookで開ける「スマートフォン ハブ」の新機能。もう1つは、「ニアバイシェア」でのWi-Fi接続の共有だ。 - Google、Chromebookで稼働するAndroidアプリのデモ動画を公開
Googleが、ChromebookでGoogle PlayストアおよびAndroidアプリを利用できるようにすると発表した「Google I/O 2016」のセッションの動画を公開した。Chromebookのツールバーに表示されるGoogle PlayアイコンからAndroidアプリをダウンロード/利用する様子が分かる。一般ユーザーが利用できるようになるのは年内の見込みだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.