13万円を切るハイエンド「AQUOS R9」、7月12日に発売 ドコモとソフトバンク、どちらがお得?
NTTドコモとソフトバンクは、シャープ製スマートフォンのハイエンドモデル、「AQUOS R9」を7月12日に発売する。端末の一括価格と、端末の分割購入や一定期間使用後の返却などを条件とする端末購入プログラム適用時の価格が出そろった。AQUOS R9はカメラ機能やディスプレイ性能を強化したことに加え、デザインが現行モデルから大幅に変わったのが大きな特徴。
NTTドコモとソフトバンクは、シャープ製スマートフォンのハイエンドモデル、「AQUOS R9」を7月12日に発売する。端末の一括価格と、端末の分割購入や一定期間使用後の返却などを条件とする端末購入プログラム適用時の価格が出そろった。
ドコモオンラインショップ価格は1回払いが11万7040円(税込み、以下同)、「いつでもカエドキプログラム+」適用後、12カ月目で返却する場合は5万5682円でAQUOS R9を入手できる。
ソフトバンクオンラインショップ価格は1回払いが12万4560円、「新トクするサポート(プレミアム)」適用後、13カ月目に返却すると3万4810円でAQUOS R9を入手できる。
なお、ソフトバンクオンラインショップにはドコモオンラインショップのような正確な内訳が記載されていないためここに記載する。ソフトバンクオンラインショップに記載の総額3万1824円に早トクオプション利用料の1万2100円、あんしん保証パックサービスの1万2870円(990円×13回)を足すと5万6794円となる。そこからオンラインショップ割の2万1984円を引いた金額がオンラインショップで購入し、約1年使った場合の実質負担額となる。
1回払いならドコモが安いが、オンラインショップで購入し、約1年後に返却するとソフトバンクの方がお得だ。
Rシリーズ最新モデル「AQUOS R9」の特徴
AQUOS R9はカメラ機能やディスプレイ性能を強化したことに加え、デザインが現行モデルから大幅に変わったのが大きな特徴。三宅一成氏によって設立されたデザイン事務所「miyake design」がAQUOS R9のデザイン監修を行った。カメラの台座の形は自由曲線を象徴とする。
アウトカメラはF1.9で画角が84度の標準カメラ、F2.2で画角が122度の広角カメラを搭載。どちらも有効約5030万画素だ。レンズは「Hektor(ヘクトール)」を採用している。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 7+ Gen3」、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは256GBを備える。ディスプレイは6.5型のフルHD+(1080×2340ピクセル)のPro IGZO OLEDを搭載しており、リフレッシュレートは1〜240Hzの可変駆動に対応している。プリインストールOSはAndroid 14だ。
従来モデルよりステレオ感が増したことをうたうスピーカーを上下に配置した他、ベイパーチャンバーをスマートフォンAQUOSで初めて採用し、内部で液体と蒸気を循環させ、本体内の温度上昇を軽減する。バッテリー容量は5000mAhだ。
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