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新生FCNTの「arrows We2 Plus」はカメラも親切 分かりやすいインタフェースでサクサク撮れる荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

Lenovo傘下に入った“新生”FCNTの新モデル「arrows We2 Plus」のカメラを試してみる。撮影モードを変えるとちゃんと撮り方を細かく教えてくれて、ワンタップで撮影モードが切り替わったりと、非常に親切なスマホだ。

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人物撮影は「背景ぼかし」と「ビューティー」をうまく使いたい

 インカメラのセンサーは、約1600万画素だ。

arrows We2 Plusレビュー
インカメラで自撮り中

 もちろん、人物を撮るときにもAIによるガイドが出る。「顔を明るくし、肌の色がきれいに見えるように撮影します」だそう。

 こういうひとことって大事だと思う。

arrows We2 Plusレビュー
人物を見つけるとこのようにメッセージが出る。2xで撮るといい感じ
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無事、肌の色がきれいになったろうか。ビューティー機能は少しかけてある

 面白いのは、人物を認識すると右下にビューティー効果のボタン、左下に背景ぼかしボタンが現れること。

 背景ぼかしボタンをタップすると「ポートレート」モードに切り替わる。ポートレートモードにしないにしても、その場で切り替えるスイッチが出るってのは親切だと思う。

 ビューティー効果のボタンも、人物を認識したときだけ現れる。内容は「美肌」「肌の明るさ」「目の大きさ」「輪郭補正」の4パターンだ。

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ビューティー効果で調整できる4つの項目。ただそれほどハデハデなエフェクトはかからない

 ただ、背景ぼかし時に2xを使えないのはちょっと残念だったりする。

arrows We2 Plusレビュー
ポートレート時の画面。「背景ぼかしを終了する」をタップすると「写真」モードに戻る
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ポートレートモードで撮影

 人物以外の被写体で背景ぼかしをかけたいときは、「モード」ボタンから「ポートレート」を選んでピントを合わせたいところをタップすればOk。

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たまたま通りがかった駅前で盆踊りの準備中。ポートレートモードで背景をぼかしつつ撮ってみた

ユニークな自撮りの「目線誘導」

 ユニークなのは自撮り時の「目線誘導」。セルフィーが当たり前の世代ならいいけれども、慣れてない世代だとどうしても撮るときに「画面」を見ちゃってカメラ目線をはずしがちだ。わざとやっているならいいけど、そうじゃないならちょっと恥ずかしい。

 で、arrowsにはこんなギミックがある。「インカメラ目線誘導」だ。

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これはなかなかいいアイデア。目立つので確実にカメラに目を向けられる

 撮影の直前、レンズの近くにアニメーションを表示してカメラ目線になるよう誘導してくれるのだ。

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インカメラの回りにアニメーションが表示される上にセルフタイマーで撮るとカウントダウンの数字がインカメラに吸い込まれるので自然に目がいく

 これは面白い。アニメーションパターンは、4種類用意されている。

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インカメラ時のメニュー。一番下の「アイキャッチ」でアニメーションの種類を選べる
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インカメラで自撮り。後ろでカメラ構えている人は気にしないように

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