Google Pixel 10の使い勝手が「改善された」と感じた理由 新UI「Material 3 Expressive」も試す（2/2 ページ）

Googleが8月28日に発売したばかりの「Google Pixel 10」シリーズ3機種。いざ実機で操作すると、Google Pixelの使い勝手は最新機種Pixel 10で「確かに改善された」と感じた。UIが具体的にどう改善されたのか、ここでは3つのポイントに絞って見ていこう。

[金子麟太郎，ITmedia]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Uber Eatsの配達状況が画面上部に表示される機能にも期待

　新しい「Live Updates」機能では、対応アプリの進行状況を画面上部に表示できる。例えば、Uber Eatsで注文すると、配達の進行状況がライブアップデートとして常に表示されるという。

　Googleによると、主要なデリバリー、ライドシェア、ナビゲーションアプリの進行状況をリアルタイムに確認できるため、通知を見逃すことがなくなるという。ただし、筆者のPixel 10ではまだ利用できておらず、今後のアップデートで試してみたい機能だ。

Pixel 10とPixel 9で実際にUber Eatsを利用したが、通知は届くものの、「ライブアップデート」という新機能を試せなかった。今後のアップデートに期待したい

Material 3 Expressiveの機能の1つとして実装される新機能「ライブアップデート」。例えば、Uber Eatsの配達状況が画面上部のライブアップデートから確認できる

単なる見た目の刷新ではなく、AIへのアクセス性や操作の直感性を高めるUIに

　Pixel 10のUIは、単なる見た目の刷新ではなく、AIへのアクセス性や操作の直感性を高める工夫が随所に施されている。特にホーム画面のウィジェットは、AIファーストを象徴する存在であり、ユーザー体験の入り口を大きく変えた。さらにアンテナピクトや設定画面の視認性向上など、日常的に触れる部分が改善されたことで、Pixelシリーズ全体の使い勝手が一段と洗練された印象を受ける。

　まだUIの全てを試し切れてはいないが、「確かに改善された」という実感を伴う進化が見られる。ただ、アップデートで変化していく可能性はあるので、新機能の体験価値を含めて今後も検証したい。

au Online Shopで詳細をチェック

ソフトバンクオンラインショップで詳細をチェック