ウワサの「AirMac Express」で遊んできました(2/2 ページ)
プレイリストの選択や曲の移動、音量の調節といった操作はiTunes側で行う(もちろん、オーディオ機器の音量調節はリモートスピーカ側で行える)。実際に音楽を聴いている場所で操作できない点はネックになりそうだ。
ただし、サーバになるパソコンのほかに、もう一台のパソコンがあれば話は別。福島氏によると、「iTunesのプレイリスト共有機能を使えば、離れた場所にあるサーバの楽曲を手元のパソコンを介して配信できる」という。
つまり、無線LAN内蔵のノートパソコンなどをリモートスピーカのあるリビングルームなどに持ち込み、サーバのプレイリストを共有する。ノートパソコンからAirTunesを使ってリモートスピーカに楽曲を配信すれば、ノートのiTunesで各種操作が行えるというわけだ。
無線ルータとしての機能&導入の方法
AirMac Expressは、無線ルータとしても一通りの機能を揃えている。DHCP&NATはもちろん、「フレッツ・シリーズ」などで使われているPPPoEクライアントをサポート。無線LAN部は同時に10ユーザーが接続可能で、128bit WEPやWPAといったセキュリティ機能も備えている。伝送距離は約45メートル。上記のように、USBプリンタを接続し、ワイヤレス共有することも可能だ。
WAN側ーLAN側のスループットは、「IEEE 802.11gと同じくらい」(福島氏)。スペック的には現在の一般的なルータに及ばないが、有線ポートを持たないのだからマイナスにはならないだろう。
ただし、PPPoEセッションが1つに限られていたり、有線ポートがないといった点を考慮すると、ヘビーユーザーがメインのルータとして使うのはちょっと難しそうだ。また、オーディオ機器の近くに設置するという性格上、電話線(ADSLモデム)などの場所に縛られるのも具合が悪い。むしろ、既存のワイヤレスネットワークはそのままに、AirMac Expressを“2台目”として導入するほうが実用的だと思われる。実際、AirMac Expressは無線LANクライアント機能を持っているため、2台目、3台目と追加していくことができる。
また、既にAirMac Extremeを導入している人なら、AirMac Expressのリピーター機能「WDS」(Wireless Distribution System)を利用して無線ネットワークの利用エリアを拡張することも可能だ。「WDSは、無線LANを“孫の代”(3段階)までブリッジできる。ただし、他社製品のブリッジ機能とは互換性がないため、この場合はアップル製アクセスポイントを用意する必要がある」(福島氏)。
AirMac Expressは7月中の発売予定。価格は1万5540円(税込み)だ。正式な出荷日はまだ明らかにされていないが、福島氏によると「もうじき」だという。期待して待とう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
2
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
3
Binanceの約1兆円流出、北朝鮮ハッカー集団「TraderTraitor」の犯行か
-
4
「低評価でキャラが悲しげな目」 モスバーガーのアンケートがSNSで話題 運営会社に狙いを聞いた
-
5
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
6
松屋のアプリに不正アクセス、約238万件の個人情報が漏えい 停止中の補償も予定
-
7
PayPay証券、障害で日本株・ETFが売買できず 14日の予約注文も受付止まる 復旧めど立たず
-
8
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
9
セガのスマホゲーム「チェンクロ」、セキュリティ問題で1~2カ月の長期メンテ 13年続く長寿タイトル
-
10
日本郵政「ゆうID」不正ログイン、他社で流出したパスワード使うリスト攻撃か……2段階認証必須に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR