レビュー
誰にでも使える高性能レコーダー、松下「DMR-E500H」(1/3 ページ)
ホームネットワーク機能が際立った特徴といえる松下電器産業の“DIGA”「DMR-E500H」だが、DIGAシリーズのフラッグシップとして、ほかの部分でも充実したスペックを誇っている。今回は、DVDレコーダーとしての基本機能と、前回紹介しきれなかったPCや携帯電話を使ったリモート録画予約についても触れていきたい。
まずは、インターネットを介した外出先からリモート録画予約だが、この機能は別売の「ブロードバンドアダプタ」やアダプタ内蔵の「DMR-E200H」でも実現済み。DMR-E500Hのそれも同じものだ。一般的に、インターネットを利用したリモート録画予約は、対応機器が電子メールを受信したり、定期的にメールサーバへアクセスするなどの方法で実現されており、目的の予約録画がDVDレコーダー本体に反映されるまでのタイムラグが発生する。たとえば、メールサーバへのアクセスが30分間隔に設定されていたら、番組が開始される30分以上前に録画予約を行わないと間に合わない可能性がある。
しかし、DMR-E500Hを含めて「DIGA」シリーズが採用している方法は少々異なる。インターネット接続機能を有効にすると、インターネット上の専用サーバに常時接続した形となり、このためリモート予約を実行すると即座にDMR-E500Hに反映されるうえ、リアルタイムで録画予約を削除したり、レコーダー操作機能を利用してその場で録画を開始することだって可能だ。つまり、録画したい番組が開始される直前に外出先から録画予約を行っても間に合う。
また、ルータなどの設定が不要であることも重要なポイント。もちろん、ルータの設定次第という部分もあるが、LAN側からWAN側へ送出されるパケットを特定ポートに制限するといったことまでしていない限り、問題は出ないはずだ。WAN側からの特定のパケットをDMR-E500Hにルーティングするような設定も不要。ブロードバンドルータの知識を持たない人でも気軽に使える点はポイントが高い。
パソコンを利用したリモート録画予約は、専用サイトの「DIMORA」を利用する。DIMORAに接続すると、「G-Guide」のWebバージョンが使える。番組個々の情報量が少なめなのは変わらないが、最大10局、8時間分を一覧できるのは大きなメリット。自宅にいてもこちらを利用したくなるかもしれない。また、録画予約の一覧や、予約の取消しといった操作も行える。
携帯電話からは、ナノ・メディアの「TVnano」、DIMORAの「テレビーバ!」という2つのサービスが利用できる。携帯電話側は、「iモード」「EZWeb」「Vodafone Live!」に対応しており(TVnanoは10月19日からEZWeb、Vodafone Liveに対応予定)、パソコンを使った場合と同様、ほぼリアルタイムの録画予約や予約取消し、レコーダー操作が行える。EPGの一覧性などは携帯電話の画面サイズに左右されるものの、リアルタイム性の高さは大きな魅力だ。
気になるのは、EPGを利用したリモート録画予約が有料という点だ。G-Guideを利用したパソコンの録画予約は月額210円、「TVnano」「テレビーバ」の携帯電話予約は月額315円であり、両方を使いたい場合は月間525円の出費となる。筆者ならちょっと腰が引けてしまいそうだ。正直なところ、携帯電話向けのサービスを契約すればパソコン向けは無料にならないかなぁ、と思う。
ちなみに、パソコン用のWebサイトを閲覧できるAirH"フォン「AH-K30001V」で「DIMORA」に接続してみると、ログインは可能でレコーダー操作も利用できた。しかし、EPG画面は表示されない(別ウインドウに表示される関係かもしれない)。逆に“ケータイモード”で接続すると、「AirH"Phoneの対応も予定しております」と表示されるのだが、きっとPC向けとは別料金なのだろうなぁ……(あくまで個人的な予測)。
基本操作や編集機能には変化なし
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