プリンタ店頭市場、最大需要期を控え増勢傾向に
BCN総研は、8月~10月のBCNデータを元に、インクジェットプリンタ市場(シングルファンクション、マルチファンクション)の動向についてまとめ、発表した。
これによると、10月以降各メーカーから新モデルが投入されたことを受け、プリンタ市場は増勢傾向で推移している。特に複合プリンタは大きな伸びを見せている。
インクジェットプリンタ市場(シングルのみ)は、前年水準を下回っており、新モデル投入で増勢傾向をどこまで維持できるか予断を許さない状況だ。
インクジェットプリンタの主要メーカー別販売数量の前年比伸び率に対する寄与度をみると、全体では前年比二桁減が続いているが、キヤノンは9月10月とプラスに寄与している。同社は、販売数量の構成比でも5割以上を占め、10月では6割強で、2位のエプソン(35.7%)を引き離している。
逆に、複合プリンタ市場は、前年水準を大きく上回って推移している。メーカー別寄与度では、各メーカーが新モデルを投入したエプソンが43.6%と突出しており、販売数量の構成比でみても10月は前月比13.7%上昇の52.7%と過半数を占めている。
エプソンは複合プリンタに重点を置き、キヤノンは、インクジェットプリンタで斬新なデザインの機種を投入するなど、両社の販売スタンスの違いが反映された市場の動きとなっている。
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