DVDレコーダー販売ランキング(2004年11月15日~21日)

「RD-X4EX」ユーザーが見た新RDシリーズ

順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1 1 三菱電機 DVR-S300 2004/6/21 オープン
2 2 松下電器産業 DMR-E250V 2004/9/21 オープン
3 3 松下電器産業 DMR-E220H 2004/10/21 オープン
4 4 松下電器産業 DMR-E87H 2004/10/1 オープン
5 9 ソニー RDR-HX50 2004/11/1 オープン
6 5 松下電器産業 DMR-E75V 2004/4/21 オープン
7 7 ソニー RDR-VH80 2004/11/1 オープン
8 11 東芝 RD-XV33 2004/8/1 オープン
9 6 松下電器産業 DMR-E150V 2004/6/21 オープン
10 8 三菱電機 DVR-HE500 2004/5/21 オープン

 松下電器が相変わらず強い。販売台数によるランキングというと、大抵、低価格なエントリーモデルが並ぶものだが、松下だけはミッドレンジモデルまで入る。夏までに確立したブランドが、そのまま強さになっているような印象だ。

 ところで、ランキングコーナーの主旨とはちょっと違うが、東芝の新モデル「RD-XS36」に触る機会があったので少し触れてみたい。進歩の早いDVDレコーダーでは、ハイエンドモデルとはいえ機能面が最新機種に劣るのは当然(画質はともかく)。したがって、ここは「RD-X4EX」ユーザーのひがみだと思って読んで頂きたい。

photo 上が「RD-X4」(RD-X4EX)、下が「RD-XS-36」

 まず羨ましいのは「W録」だが、この点はほかのレビュー等でも取りあげているので今回はあえて触れない(RD-XS53のレビューなどを参照してほしい)。それ以外の改善点として、DVDマルチドライブの変更が大きなトピックといえる。RD-X4まではDVD-Rメディアを選ぶことで知られていた東芝製DVDレコーダーだが、新製品では明らかに改善された。実際、パソコンで録画し、RD-X4では認識してくれなかった安物DVD-Rメディアが軒並み再生できるようになった。

 次に羨ましいのがリモコンだ。RD-X4のリモコンには、DEPGの開始を前提として「番組ナビ」「番組情報」のボタンが用意されていたが、一番下にあるため使いにくいのがネックだった。対して新シリーズのリモコンは(当然ながら)良いポジションにある。また、新リモコンにはダイレクトにチャンネルを選択できる数字ボタンもあり、RD-X4では少し使いづらい位置にあった「早送り/巻き戻し」が「再生」の両脇に配置されている。

 同じタイプのリモコンを使う「RD-XS53」の発表のとき、やはりRDユーザーと思しき記者が「リモコン単体で販売してくれ」と東芝の担当者に懇願していたが、まったく同感。ただ、その大きさは好き嫌いが分かれるらしく、「RD-X5」を購入した人が学習リモコンに乗り換えたという話も聞いた。それ、譲ってほしい。

photo リモコン。サイズは随分大きくなったが、ボタン配置などメリットのほうが大きい

 気になるレスポンスは、やや改善された印象を受ける。起動や終了時に違いは感じられなかったものの、録画番組を消去したり、メニューを表示したりするときなど「あれ、ちょっと早いかも」と思うが何度かあった(もっとも、まっさらな試用機と半年以上使い込んでHDD満杯状態のX4を比較するのは公平ではないが……)。

 一方、WEPGにはさほど魅力は感じない。ネットワーク環境のある人なら分かると思うが、インターネット経由のEPGで十分だからだ。また、WEPGの説明の中で疑問だった「地上波とインターネットを統合した画面」という部分だが、使ってみると理解できる。つまり、EPG設定画面で「ADAMS」だけを選ぶとADAMSのみ、ネットワーク環境を選択するとiNET(NHC)、両方を設定すると地上波番組はADAMSで、専門チャンネルはNHCになる仕組みだ。情報量などの点を考えると、ネットワーク環境を持つユーザーがADAMSを使うメリットは少ないから、ADAMSにチェックを入れる必要はないだろう。あくまでネット環境がない人向けの機能と考えて良さそうだ。

photo インターネット経由のEPG画面(NHC)
photo ADAMSによるEPG画面。上と比較すると、番組放送時間などに微妙な違いがある。ADAMSのほうが少し大雑把だ
photo 設定は「録るナビ」の設定画面で行うが、最初はチェックが入っていない点に注意。また、ネットワーク環境がある人ならADAMSにチェックする必要はないと思う

 きりがないのでこの辺にしておくが、ミッドレンジモデルとはいえ、RDシリーズの多機能ぶりは相変わらず。あと、「野球延長対応」機能さえ付いたら、本格的に買い増しを検討しよう……などと、かつてのハイエンドユーザーは虚勢を張るのであった。

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