魅惑のデザイン家電

そばに置きたくなるワイヤレス液晶テレビ――±0「8-inch LCD TV」(1/3 ページ)

 デザイン家電という言葉は魅惑的だ。誰でも、どうせ自分の部屋に置くものなら、カッコイイほうがいいに決まっている。多機能な家電製品もいいが、単純に見た目で“欲しい”と思わせるのも、家電の付加価値の1つには違いないだろう。

 ただ、デザイン家電全般に言えることだが、カタログや雑誌をみてもイメージ写真ばかりで、電化製品としての機能や利便性を細かく紹介したものは少ないようだ。購入したくても情報が不足気味で、それが手を出せない原因にもなっているような気がする。

 そこで今回は、デザイン家電と呼ばれるジャンルの製品を取り上げ、あえてIT誌の視点で検証していきたい。第1弾は、±0(プラスマイナスゼロ)の「8-inch LCD TV」(8型液晶テレビ)。ブラウン管をモチーフにした“洒落たデザイン”のワイヤレス液晶テレビだ。

photo 液晶テレビなのにブラウン管型。遊び心満点の「8-inch LCD TV」。写真のブラックのほかに、ホワイトとレッドがある

やっぱりデザインから見ていく

 ±0は、タカラ、ダイヤモンド社、そしてプロダクトデザイナーの深澤直人氏の3者が提供する家電ブランドだ。ちなみにブランド名の「±0」は、「生活者の気持ちに『誤差なし』でぴったり合う」という意味と、「いままでの既定のデザインをいちど『ご破算』にしよう」という2つの意味がある(関連記事)。8 inch LCD-TVの場合は、後者の意味合いが強いのだろう。本来、薄型にできるのが液晶テレビの利点なのに、わざわざ奥行きを付けているのだから。

photo テレビ本体の外形寸法は、214(幅)×170(奥行き)×173(高さ)ミリ。重量は1.25キロ

 通常、ブラウン管というのは、テレビの筐体の中に隠れているため、普通に使っている分にはまず見えない。ただ、昔の家具調テレビ(木目調で脚が付いてるような奴)なんかは背面にけっこう隙間があって中のブラウン管が見えたし、樹脂製の筐体が普通になった後も、テレビ自体がブラウン管の形にそってデザインされていたから、誰でもイメージくらいは持っているはず。実際、8-inch LCD TVを見ていると、「チャンネル変えて」ではなく、「チャンネル回して」と言っていた頃を思い出す(分からない人はお父さんに聞いてみよう)。

photo イメージを箱庭的に表現してみた。8-inch LCD TVは、最新のデザイナー住宅にも、四畳半の和室にも似合う、希有なデザイン家電なのだ

 もちろん、昔ながらの和室だけではなく、シンプルなデザインは最新の電化製品や家具とも調和する。テレビのサイズを考えれば、リビングルームに置いて家族で楽しむというより、寝室や書斎でパーソナルに使う“サブテレビ”的な位置付けになると思われるが、とくに今回試用したブラックモデルはAV機器やパソコンとの相性もまずまず。パソコン使用時のサブテレビとしてもちょうどいいサイズだ。

 では、そろそろ無粋なIT誌に戻ろう。

キュートなお尻に秘密あり

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR