レビュー
操作性バツグンの「本格派」望遠ズーム――LUMIX「DMC-FZ30」(2/5 ページ)
動作はキビキビと迅速で実に快適
では実際に使ってみる。電源は相変わらずメカニカルなスライド式スイッチで分かりやすく、起動は迅速で約1秒。ストレスはゼロに近い。ズームリングが420ミリの位置にあれば、ちゃんとテレ端で起動する。当たり前だが、気持ちよく使える。
EVFはレンズの光軸上に移動。アイピースが左端にあったFZ20やFZ5に比べると格段に構えやすくのぞきやすい。EVFのLCDも23.5万画素にグレードアップし、見やすさも格段に上がっている。
その下にある液晶モニターは2.0インチの23.5万画素。さらにいったん下に開いて左右に回転するというマルチアングル式になり、撮影時の自由度が増した。普段EVFで撮る人は液晶モニターを閉じておけるわけで、そういう意味でもよい。
絞り値とシャッタースピードとプログラムシフトは2つの電子ダイヤルで行う。これもハイエンド機にふさわしい操作系だ。
こうして書いてみると、実にカメラらしくて素晴らしい完成度に思える。
ただ、1つだけ納得いかないのが露出補正。普通、ここまでやればダイヤル操作での露出補正ができてしかるべきだが、露出補正は従来のLUMIXと同じ、十字キーによる操作なのだ。これは痛い。
このクラスのカメラを選ぶ層を考えると、やはり露出補正もダイヤルで操作できるべきだし、ついでにホワイトバランスやISO感度もダイヤルでさくっと選びたい。
シャッターボタンの下と背面の両方にダイヤルが付いている
メニュー構成やメニューの使い勝手も同じで、電子ダイヤルは「絞り値とシャッタースピードとプログラムシフト」にのみ使われるのである。画竜点睛を欠くという感じ。
なお、再生時は電子ダイヤルの片方がズーミング、もう片方がコマ送りにと有効活用される。
撮影機能は他のLUMIXと変わらず、機能は豊富だ。連写機能は高速・低速に加えて、メモリがいっぱいになるまでの∞連写機能を持っているし、フォーカスはFZ5から採用された9点測距、高速3点など5種類のAFが用意されている。一点AFのときは測距ポイントを9点から選ぶことも可能だ。
さらに何点かハイエンド機らしいところが見受けられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
陸自が「イオンモール熊本」内部をドローン撮影 防衛省が映像公開
-
2
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
3
TSMC熊本工場、段階的に通常操業へ 熊本の地震で一時中断、従業員の無事確認 台湾報道
-
4
PayPayアプリで熊本地震への寄付が可能に 最短3ステップ・1円から
-
5
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
6
熊本で非常時Wi-Fi「00000JAPAN」発動中 KDDIが無料開放、他社ユーザーも利用可
-
7
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
Anthropicのミュトス、暗号アルゴリズムの新たな攻撃法を発見――耐量子署名「HAWK」の強度を半減
-
10
イオンモール熊本内部の様子も──自衛隊や警察庁、救助活動の動画・写真をSNSで積極発信
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR