インタビュー
「iPodのスタンスは変わらない」――米Apple幹部が語る“新iPod”(1/2 ページ)
ウワサ通りにビデオ対応となった新iPodのほか、カメラが内蔵されたiMac G5やiTunes 6などを発表したアップルコンピュータ。発表会にあわせて来日した、米Appleのスタン・イング氏(プロダクトマーケティング iPod担当ディレクター)とトム・ボーガー氏(ワールドワイド デスクトップ プロダクト マーケティング担当 シニアディレクター)に新製品の狙いや特徴などを聞いた。
新しいiPodは“Music Experience”の拡大が狙い
――新しいiPodは30G/60Gバイトという大容量のHDDと、2.5インチのカラー液晶を搭載しながらも従来モデルより薄くなっています。どのようにしてスリム化を実現したのですか?
イング氏:回路を始め、すべてにおいて最適化を図ったのが最大の要因です。簡単なことではありませんでしたが、最適化を進めたために32ピンのDockコネクタも維持しながら2.5インチの液晶も搭載することができました。
上部のリモコン用コネクタは廃止しましたが、Apple Remote対応の新型Dock(Apple iPod Universal Dock)を用意しました。決してリモートコントロールという操作方法を犠牲にしているわけではありません。
――新旧製品の最大の違いは動画再生機能の搭載です。以前、ジョブズ氏は「iPodのサイズでは動画を十分に楽しむことはできない」と否定的な見解を示していましたが、その方針は変わったのですか?
イング氏:新しいiPodに搭載されている液晶は、これまでのiPodに搭載されたカラー液晶よりも明るく、野外をはじめとしたさまざまなロケーションでコンテンツを楽しめます。
しかし、私たちは“いろいろな場所でさまざまなコンテンツを楽しむ”というのを第一に考えており、新しいiPodもビデオの再生だけに特化しているわけではありません。新製品は第5世代の「iPod」であり、音楽を楽しむこと――“Music Experience”を拡大する製品なのです。
――米国のiTunes Music Storeでは2000以上のミュージッククリップ(ビデオ)が用意され、テレビ番組の販売も開始されました。日本のiTMSではどうなるのでしょう。
イング氏:日本のiTMSでもミュージッククリップの提供は開始されました。どのくらいのペースで追加されるかなどの詳細は私にも分かりませんが、追加され続けることは確かです。
「Front Row」はiPodユーザーなら使えるようにデザインされている
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR