麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」
“この夏オススメ”の大画面テレビ(1/4 ページ)
ボーナス商戦真っ只中、心までサムライブルーになった某スポーツイベントの結果はどうあれ、この夏こそ大画面テレビを手に入れようという読者も多いことだろう。4月の「液晶/プラズマどちらを選ぶ?」、5月の「大画面時代のスピーカーの選び方」と2カ月連続で大画面テレビを取り巻く情報を提供してきた月イチ連載『麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」』。「主な大画面テレビはすべて視聴しつくした」という麻倉氏に、今年前半の大画面テレビの動向と“この夏オススメ”の大画面テレビをうかがった。
今年のトレンドは大画面化・低価格・フルHD
――今年前半の大画面テレビのトレンドを教えてください。
麻倉氏: 昨年にも増して“大画面化”が急速に進んだのが今年前半の動きですね。昨年の段階で65V型のプラズマが出ましたが、最近では103V型を求める声も聞こえてくるぐらいです。売れ筋も32V型から37V型へ移行しています。その背景には、地上デジタル放送が当初の予想より早めに普及している点や、コンテンツ内容の改善が行われていることが大きいでしょう。スタジオ映像のほとんどはハイビジョンになってきてますし、屋外での撮影にもハイビジョンカメラを使うケースが増えてきました。
それとなんといってもワールドカップの影響は大きかったですね。残念ながら、日本は1次リーグで敗退してしまい、ボーナス商戦に弾みをつけることはできませんでしたが……。ただ、サッカーのようなコンテンツこそ、大画面を生かせる好事例といえるでしょう。そのほかにも、大画面向きの番組が増えるなどコンテンツ側のアプローチも功を奏したカタチですね。
――低価格化も進みましたね。
麻倉氏: 絶好の商機に合わせて、各メーカーの増産合戦も盛んでした。韓国、台湾、日本というアジアのトライアングルで、大量生産が行われています。その結果価格競争が激しくなり、また店頭主導での値引き合戦が価格低下を招いたカタチですね。もっともこの価格下落が必ずしも単価ダウンを招いているわけではなく、価格が下がった分、より画面の大きいものをという傾向から結果として大画面化を促進したことにもなります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR